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綾野剛がピンク映画の監督に扮し柄本佑&さとうほなみと共演 切なくも純粋な愛の物語『花腐し』本予告&本ポスタービジュアル&追加キャスト解禁

綾野剛がピンク映画の監督に扮し柄本佑&さとうほなみと共演 切なくも純粋な愛の物語『花腐し』本予告&本ポスタービジュアル&追加キャスト解禁
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ふたりの男とひとりの⼥が織りなす、切なくも純粋な 愛の物語

『赫い髪の⼥』(1979年)、『キャバレー⽇記』(1982年)といった⽇活ロマンポルノの名作から、『遠雷』(1981年)、『W の悲劇』(1984年)、『ヴァイブレータ』(2003年)、『共喰い』(2013年)まで数多くの脚本を⼿がけてきた荒井晴彦が、『⽕⼝のふたり』(2019年)に続く⾃⾝4作⽬の監督作品として選んだ本作。主⼈公・栩⾕に綾野剛、共演にそれぞれ柄本佑、さとうほなみを迎え、ふたりの男とひとりの⼥が織りなす湿度の⾼い男⼥の物語が完成した。

廃れていくピンク映画業界で⽣きる映画監督・栩⾕(綾野剛)と脚本家志望だった男・伊関(柄本佑)、そしてふたりが愛したひとりの⼥優・祥⼦(さとうほなみ)。タイトルに引⽤された万葉集の和歌「花腐し」(読み:ハナクタシ)とは、きれいに咲いた卯⽊(うつぎ)の花をも腐らせてしまう、じっとりと降りしきる⾬を表現している。そのタイトル通り、梅⾬のある⽇に出会った栩⾕と伊関は、⾃分たちの愛した⼥について語り始める。そして、三⼈がしがみついてきた映画への夢がボロボロと崩れ始める中、それぞれの⼈⽣が交錯していく――。

かつて同じ女(さとうほなみ)を愛した2人の男(綾野剛&柄本佑)

このたび公開となった本予告映像は、栩⾕と伊関が梅⾬のある⽇、初めて会うシーンから始まる。会話を重ねるうちに少しずつ警戒⼼が解けていく2⼈。やがて、それぞれが⾃らの朽ちつつある夢とともに、過去に本気で愛した⼥について語り始めるが、なんとそれが、同じ⼥<桐岡祥⼦>だったことを知り、互いに衝撃を受ける。しかも、栩⾕は伊関に「桐岡祥⼦は死んだ」と告げる――。

男2⼈が⽣きる時間を体現するかのようなモノクロ映像から⼀転、<祥⼦>とそれぞれの男たちの記憶は⾊鮮やかな映像として蘇り、⾒るものを引き込んでいく印象的な映像となっている。

併せて公開されたポスターは、栩⾕、伊関、祥⼦の3⼈が⼟砂降りの⾬の中、虚な⽬で佇む様⼦を捉えたもの。「朽ちてなお、⽣きていく」というコピーが添えられ、降りしきる⾬とともに⾃らの夢も愛も朽ちさせていくかのようなビジュアルに仕上がっている。

さらに追加キャストも発表。ピンク映画の監督・桑⼭役と寺本役にそれぞれ吉岡睦雄と川瀬陽太、中国からの留学⽣リンリン役に MINAMO、韓国からの留学⽣ハン・ユジョン役にNia、栩⾕が⾝を寄せるビルのオーナー・⾦役にマキタスポーツ、韓国スナックのママ役に⼭崎ハコ、ピンク映画の製作会社社⻑・⼩倉役に⾚座美代⼦、脚本家・沢井役に奥⽥瑛⼆がそれぞれ扮する。

『花腐し』は2023年11月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開

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