MCUのレジェンド陣登場
スペシャルローンチイベントには、サミュエル・L.ジャクソンをはじめ、アベンジャーズの一員である“ウォーマシン”ことジェームズ・”ローディ”・ローズ役のドン・チードル、フューリーに協力する側のスクラル人タロス役のベン・メンデルソーン、本作からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初参戦のエミリア・クラークとオリヴィア・コールマンらに加え、MCU全作品のプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギが登壇。約15年もの間活躍してきた“MCUに欠かせない男”フューリーの初主人公作を祝うべく、熱量溢れるファンが集まり、配信を祝う大盛況のイベントとなった。
サミュエル「フューリーの色々な面が明らかになる」
『シークレット・インベージョン』は、“アベンジャーズの創設者”ニック・フューリー(サミュエル・L.ジャクソン)が、あらゆる人物に“擬態”できる能力を持つスクラル人の“シークレット・インベージョン(見えざる地球侵略計画)”の阻止に挑む、“リアル”なサスペンス・スリラー。アイアンマンらをアベンジャーズへと導き、スパイダーマンのスパルタ気味な保護者としても活躍してきたフューリーが、アベンジャーズを結成したのは、地球外からの侵略を阻止するためだった。しかし、この最強チームが表舞台から消えた時、“シークレット・インベージョン”が訪れる…。
イベントでは、フューリーのトレードマークである眼帯を身につけるなど、彼を愛するファンが集まる中、ダブルスーツをカジュアルに着こなしたサミュエル・L.ジャクソンが登場。ケヴィン・ファイギやオリヴィア・コールマンらとハグを交わし、久しぶりの再会に喜びを見せる姿も。そんな彼が主演を務める本作の配信がついに目前と迫ってきたが、サミュエルは「フューリーが家に帰ったら何をするのか、どこに住んでいるのか。今のフューリーになる前は何をしていたのか、特別な友人はいるのか、今まで明かされなかったフューリーの色々な面が明らかになります」と謎を残しつつ、フューリーの新たな側面も描かれることを示唆、ファンの期待値を爆上げした。
一方、ドン・チードルは「ローディは今までと異なる役割で登場します。戦う者としての姿はそのままですが、一方で政治家として、大統領の右腕のような役割も担っているのです。しかし、この作品ではもっと大きな挑戦をすることになり、役割も変わっていくでしょう。本当に面白いことになりそうです」とこれまでのMCUとは全く異なる展開が待ち受けることを予感させた。
さらに、華麗な花柄のドレスで登場したエミリア・クラーク(『ゲーム・オブ・スローンズ』)は、「私はこれまで数々の作品に参加してきましたが、マーベル作品はありませんでした。今回、ファンの反応を見ることができるのは、本当に嬉しくて信じられないことです!マーベルの素晴らしいところは、そこにいる全ての俳優が伝説的な存在だと改めて知ることができるところです。出演するすべての俳優が驚異的な才能を持っています」とMCU初参戦の喜びと深いリスペクトを明かす他、「本作はすべての要素を満たしている作品。ストーリーもキャラクターも素晴らしいですし、何といってもサム(サミュエル)とベン(・メンデルソーン)のコンビはとても素晴らしいと思います」と物語の出来栄えに手ごたえも感じている様子。
他にも、フューリーの右腕マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズや、今回の敵の一人とされるスクラル人のグラヴィク役のキングズリー・ベン=アディル、監督と製作総指揮を務めるアリ・セラム、エグゼクティブプロデューサーを務めるブラッド・ヴィンダーバウムなど豪華面々が登場し、配信記念に相応しい大盛況のスペシャルローンチイベントとなった。
サノスやカーンなど、圧倒的パワーは持たないにもかかわらず、実は地球を転覆させる可能性すらある恐ろしい能力を持つスクラル人。最強チーム・アベンジャーズなき今、フューリーはこの脅威にどう立ち向かうのか…?アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーらと比較してもほぼ同数のMCU作品に出演し、“キャプテン・マーベル”の新たな物語『マーベルズ』(11/10公開)にも登場する、MCUに欠かせない男フューリーが魅せる“孤独な戦い”に刮目したい。
『シークレット・インベージョン』は6月21日(水)よりDisney+にて日米同時配信開始