大反響の本編映像が解禁
アドリスとデイムの戦いには、ボクシング経験者からもアツいコメントが寄せられており、俳優の赤井英和は「ボクシングの試合、リングで見る相手、ほんまあんなやで。2人のボクシングから、愛やな、愛、感じんねん」と、芸人/元プロボクサーのロバート山本博は「試合の迫力はリングサイドで試合を見ているかのような会場の歓声、試合中は音と映像と振動による没入感。1 秒も目が離せない展開。そして試合終わりの 2 人の会話が本当に良かった!!」と大絶賛。
マイケル・B・ジョーダン「2人が戦っていることだけを描いた」
映像は、マイケル・B・ジョーダンが演じる最強チャンプのアドニスと、18年振りに姿を現した幼馴染のデイムがリングで対峙し、死闘を繰り広げる場面だ。互いにコーナーで臨戦態勢を整える中、アドニスの視点の先には少年時代のデイムが浮かびあがる。アドニスが封印してきた“過去の過ち”によって全てを失い、復讐に燃えるデイムが睨みつける先には若き日のアドニスの姿。リングの上で互いの過去の姿を見つめると観客たちは消える。マウスピースをはめて立ち上がった2人の背後でゴングが鳴る。
巨大スタジアムの中央に設置されたリングには白のトランクスのアドニスと黒のデイムの2人だけ。アドニスが咆哮してパンチを見舞うと、デイムも2倍にして打ち返す。互いに一歩も引かず、更に気合いを込めて叫んだ後、強烈なクロスカウンターで2人は大きなダメージを受ける。この瞬間、満員の観客たちの絶叫をあげた。スポーツ映画史上初のIMAXカメラで撮影された壮絶なファイトシーンは、飛び散る汗の粒、強烈なパンチがボディに食い込む瞬間などをダイナミックにとらえた圧巻の映像となっている。
監督を務めたマイケル・B・ジョーダンは、この二人きりのファイトシーンこそ日本アニメの影響を受けていると明かし、「すべてが暗い深淵のようになるところは、『NARUTO-ナルト-』のサスケとナルトを思い起こします。戦士である2人は、戦うしかない。コミュニケーションや感情表現ができる唯一の方法がボクシングであり、戦うことなんです。だから、僕は他の人物をみんな消して、2人が戦っていることだけを描いた。これが多分一番具体的に日本アニメに結び付けられるシーンだと思います」と語っている。
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