“ガチ”ダイナミックバトル幕開け
借金・暴力・家庭崩壊…と人生崖っぷちで荒くれ者の新人力士・猿桜(一ノ瀬ワタル)が、大相撲界でのし上がろうとする姿を痛快かつ骨太に描く人間ドラマ『サンクチュアリ -聖域-』が、5月4日(木)よりNetflixにて独占配信スタート。ついに配信開始となった本作より、撮影の約1年前から肉体作りに挑んだキャスト陣による“ガチ”のダイナミックバトルが描かれた、魂が震えるスペシャル映像が解禁となった。
「角界ぶっ壊す!」
世界的な知名度を誇り、1500年以上も日本の伝統文化、神事として継承されながら、未だ神秘のベールに包まれている大相撲の世界。その戦いが行われる土俵は、異常の上に成り立つまさに“サンクチュアリ”(聖域)。主人公は、才能と体格を猿将親方(ピエール瀧)に見初められ、父の借金を返し、大金を稼ぐためだけに入門した、大相撲に一切興味ナシなヤンキー力士・猿桜。
映像では、「土俵にはね、金・地位・名誉、全部埋まってるんだよ」「1500年以上の歴史の中で、横綱に上り詰めたのはたったの72人だ。異常の上に成り立つ異世界」と唯一無二な大相撲の世界が語られつつ、実際の取組と見紛うほどダイナミックでヒリヒリする大相撲シーンが描かれていく。“ガチ”の大相撲を追求するにあたり、元プロ格闘家の一ノ瀬ワタルを筆頭にキャストたちは、肉体改造の専門家や、プロのスポーツトレーナーや栄養士の指導を撮影開始のほぼ1年前から受け続け、本格的な稽古を敢行。相撲監修に元大相撲力士・維新力浩司を迎え、心・技・体のすべてを限りなく力士に近づける役作りに挑んだ。
そうして“本物”に限りなく近い大相撲を描き出した本作。伝統と格式をリアルに再現した物語の中で、「あいつは例外だ」と言われる男がただひとり。猿桜は、映像でも取組に勝つと品格など一切無視してド派手に喜び、札束を手に遊び狂ったりと、イキり放題。しかし一方で、血の滲むような稽古に真摯に取り組む姿も。「角界ぶっ壊す!」と豪語するこの男は、大相撲界に大旋風を巻き起こすことができるのか!?
映像の後半では、大ケガを負った猿桜、血がべっとり付いた男の張り手…など、不穏なシーンも映し出され、アウトローな雰囲気も漂ってくるが、果たして—。
併せて解禁されたビジュアル各種でも、塩まき・四股・取組直前の対峙…など、劇中で描かれる“ガチ”な大相撲の迫力の一端や様式美を味わえる。中には猿桜が大量の札束を手にニヤつきを隠せない瞬間を映した異色バージョンもあり、猿桜が魅せる人間味丸出しな素顔にも注目だ。Netflixのサービス上でどのアートが表示されるかは各メンバーの視聴履歴に基づいてアルゴリズムにより最適化されているため、このように並べて見ることができるのは貴重な機会となっている。
力士役のキャストのためにジムが併設され、トレーニングや撮影後に体を休ませるための仮設プールが持ち込まれるなど、現場は完全にアスリート仕様。土にまみれ、血と汗がほとばしる苛烈な稽古に、大相撲の聖地である両国国技館の再現、そしてすべてを凌駕する土俵上の大興奮バトル。大相撲ファンにも大相撲を知らない人にも強烈なインパクトを与え、ひとりの“何者でもなかった”若者が体ひとつで登り詰める姿に魂が震える日本発の本作を、世界はどう見るのか。前人未到の”聖域”へと踏み込んだ《強烈作》の行方を見逃すな。