「正直であり続け、愛する人を信じ、正義を求める」
『囚われの愛』シリーズをはじめとする各国の歴史ドラマ/映画の買い付けや、映画プロデューサー業務などを手掛ける<エイ・ケイカンパニー>取締役社長、小竹晃子氏は本作について以下のようにコメントしている。
―『囚われの愛~Love in chains~』との出会い
テレビ番組や映画のマーケットで、以前から付き合いのあるウクライナの会社から「こういうシリーズがありますが」と紹介を受けました。そこでトレーラーを見て、日本の「おしん」のような、山あり谷ありの波乱万丈なストーリーが日本人にも受け入れてもらえるのでは、と思い買い付けました。苛酷な農奴制という歴史的事実をベースにしたドラマであり、骨格のしっかりとした作品だと思いました。
―東欧で大ヒットした理由
どの国に住んでいても、自由を手に入れて愛する人と幸せになりたいという願いは世界共通のものです。シリーズのドラマ作りとしてうまいなと思ったのは、白が黒、表が裏、最後には善が悪にさえなる逆転、どんでん返しの手法でした。こうしたこともヒットの理由ではないでしょうか。
―ウクライナでの放送予定
まだ決まっていません。続きを待っている視聴者はたくさんいると思いますが、現在ウクライナのテレビ番組はニュース番組やファミリー向けのコメディやアニメが中心で、まだこうしたドラマを放送できるようなゆとりのある視聴状況ではないようです。
―主人公・カテリーナの“強さ”
彼女の強さは、まず自分にも世界にも正直であり続けることができる、そして愛する人を信じること、そして正義を求める気持ちにある、とウクライナのスタッフから聞いています。まさに今、ウクライナ人は彼らの正義を求めて戦っているわけです。そういう部分は、ドラマと現実がリンクしている部分だなと思います。実は、カテリーナはウクライナそのものの象徴ではないかという気がしています。
いま制作陣は何を想う? ウクライナからのメッセージ
そして小竹氏のもとには、本国ウクライナの制作スタッフからのメッセージも届いた。未曾有の困難の中で、制作陣の背中を押したのは何だったのだろうか?
ロシアからの本格的な侵攻が始まったのは2022年2月24日ですが、我が国の戦争はクリミア併合に始まり8年以上続いており、その辛さは日本の方たちも含めて多くの国の方が理解してくれていると思います。
私たちの人生に影響を与えたこの戦争が、本作の脚本に影響を与えないはずはありません。昨年、戦争が起こってしまいましたが、本来我々は「愛と裏切り」そして「自由や幸せを求める気持ち」を表すストーリーを作りたかっただけなのです。しかし、侵攻後はチームとしてあらゆる困難を乗り越えてこのシリーズを完成させたいという思い、戦争にも負けないぞという思いがいっそう強くなりました。自分たちのためだけではなく、このドラマを愛してくれている視聴者の皆さんのためにも、どうしても完成させたかったのです。
ドラマを通じて、皆さんに喜びや楽しさをお届けしたいと思っています。そして、ドラマによってもっとウクライナを知っていただくことが、私たちへの大きなサポートになるとご理解いただけたら幸いです。
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『続・囚われの愛~Love in chains~』(日本初放送)
チャンネル銀河で6月28日(水)より放送開始:(月-金)24:00~25:00 / スカパー! 第1話無料放送(※予定)