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23歳のイザベル・ファーマンが“10歳のエスター”を怪演 『エスター ファースト・キル』驚きの撮影トリックとは?

23歳のイザベル・ファーマンが“10歳のエスター”を怪演 『エスター ファースト・キル』驚きの撮影トリックとは?
『エスター ファースト・キル』© 2021 ESTHER HOLDINGS LLC and DC ESTHER HOLDINGS, LLC. All rights reserved.

2009年に日本公開し、その巧妙かつ驚きのラストで話題となったカルト的人気作『エスター』。その前日譚(エピソードゼロ)を描いた最新作『エスター ファースト・キル』が、3月31日より公開。このたび、イザベル・ファーマン、ウィリアム・ブレント・ベル監督らが撮影の裏側を明かすメイキング特別映像が解禁となった。

イザベル・ファーマンが子役を再演

前日譚を製作するにあたり、エスター役には前作で偉大な功績を残したファーマンしかあり得ないというベル監督をはじめ、スタッフら満場一致の思いで彼女の再演が実現した。公開された映像では、撮影時23歳だったファーマンを、実年齢より13歳若く見せるための驚きの撮影手法が明かされる。

https://youtu.be/8-FktRGWBsE

現場に3人のエスター!?

再びエスターを演じることについて、ファーマンは「エスター役を再び演じることになり、恐怖に襲われたわ。架空の物語だと分かっていてもカメラが回るたびに緊張してた」と当初は不安もあったようだ。エスターの母を演じたスタイルズは実はホラーが苦手だが、「脚本を読む手が止まらなくて、撮影が始まるのが待ち遠しかった」とその巧妙なストーリーにのめり込んだという。エスターとの身長差を出すため、スタイルズは高さ18センチの厚底のブーツを履き、さらに走らなければならないという苦労もあったのだ。

エスターがアメリカに来た経緯や過去が明かされる本作について、ベル監督は「イザベルが少女を演じるんだ。今から楽しみで仕方ない。みんなやる気だよ」と期待を込める。そして映像の中には、ボディダブル(代役)を務めた2人の少女の姿も。イザベルにとって2人の存在は大きな助けになったようで「私を小さく見せるために様々な工夫を凝らしてる。その一つの方法が2人のボディダブルに演じてもらうことよ。2人との共演が最も楽しかった」と現場には3人のエスターがいたことを明かした。

前作とはまた違ったアプローチも見所の一つだが、ベル監督や原案・プロデューサーのメイスがこだわったのは、地に足の付いた映画作りだった。CGに頼らず、昔ながらの“映画のマジック”を使い、遠近法や特定のアングルでの撮影、代役やスタントマンを取り入れ、観客が見ている映像の9割は実際に撮影現場で撮ったものに仕上がった。映画的トリックでスクリーンに戻ってきた10歳のエスター。現在26歳に成長したファーマンの更なる怪演に期待が高まる。

『エスター ファースト・キル』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー

『エスター ファースト・キル』メイキング © 2021 ESTHER HOLDINGS LLC and DC ESTHER HOLDINGS, LLC. All rights reserved.

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