心に傷を負った少女の親友になるようにプログラムされたAI人形の恐怖を描くサイコスリラーの最新作『M3GAN/ミーガン』。本作の製作スタッフとキャストが<Entertainment Weekly>誌のインタビューで、映画に登場する恐怖の人形をテーマに議論を繰り広げた。
「もしチャッキーが相手だったら、ミーガンが勝つだろうね」
行き過ぎた愛情と狂気をはらんだお友達AI人形<M3GAN(ミーガン)>が登場する最新作『M3GAN/ミーガン』。同インタビューでは、「もしミーガンとアナベルが対決したら、どちらが勝つか?」という質問に「死霊館」シリーズ(2013年~)「アナベル」(2015年~)シリーズなどを手掛けた本作の製作総指揮ジェームズ・ワンと、製作会社<ブラムハウス>を率いるジェイソン・ブラム、さらにジェラルド・ジョンストン監督と主演のアリソン・ウィリアムズが答えている。
ミーガンを開発したおもちゃ会社の研究者ジェマ役を演じるアリソン・ウィリアムズは「ミーガンが負ける方に賭けるわけがない。私が生み出した子(ミーガン)を選ぶわ。彼女自身の中には情報ネットワークが広がっている。どんな相手にも勝てるはず」と語る。
ジェイソン・ブラムは、不思議な力を持つアナベルと比べるのは難しいとしながら、「もし(『チャイルド・プレイ』シリーズの)チャッキーが相手だったら、ミーガンが勝つだろうね」と、80年代のホラー映画に登場する殺人人形チャッキーを持ち出してミーガンの勝利にBET。
ジェームズ・ワンは「ミーガンはこれまでに見たことない全く新しい人形なんだ。もし運良くさらなるストーリーが描ければだけど、ミーガンならすごい切り札を隠し持っていても不思議じゃない。ミーガンの指先にロケットランチャーを付けられないかな? そしたらすごそうだよね。地球上のどんな人形も吹き飛ばしちゃう」とミーガンの能力についてアイデアを広げる。
ジェラルド・ジョンストン監督は「うーん、アナベルは悪魔だから、きっとアナベルかな。我々が映画を作って解明しないとね!」と冗談まじりに語っている。
『M3GAN/ミーガン』は2023年6月9日より劇場公開。