新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」史上No.1ヒット、全世界興収1億ドルを突破した最新作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が、「第80回ゴールデングローブ賞」で【主演女優賞】と【助演男優賞】を受賞した。
ミシェル・ヨー&キー・ホイ・クァンがGG賞ダブル受賞
経営するコインランドリーは破産寸前、ボケているのに頑固な父親、いつまでたっても反抗期の娘、優しいだけで頼りにならない夫と、盛りだくさんのトラブルを抱えたエヴリンは、まさに人生どん底状態。更に税金申告の締め切りが迫りテンパりモードな彼女の前に、突如“別の宇宙(ユニバース)から来た”と名乗る夫・ウェイモンドが現れ、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と驚愕の使命を背負わせるのだが……。
突然、マルチバース(並行世界)にジャンプし世界を救う新たなヒーローとなったごく普通のおばさん・エヴリンを演じるミシェル・ヨーは、自身初となる【主演女優賞(ミュージカル・コメディー部門)】を受賞。さらに、壮大過ぎる使命を背負ったエヴリンを支える夫・ウェイモンドを演じ、本作で20年ぶりのハリウッド復帰を果たしたキー・ホイ・クァン(『グーニーズ』、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』ほか)が【助演男優賞】を初受賞した。
本作は今回の受賞により、世界の映画賞で416ノミネート・162受賞を達成。注目作がひしめく中、アカデミー賞前哨戦の中で最も注目度の高いゴールデン・グローブ賞を制したことで、ますますアカデミー賞受賞への期待が高まっている。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開