北欧デザインブランド「マリメッコ」の伝説的デザイナー、マイヤ・イソラの知られざる人生とデザインの源泉を紐解くドキュメンタリー映画『マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン』が、2023年3月3日(金)より日本公開される。
暮らしを彩りつづけるデザインの源は、旅、自由、愛
日本でも人気のフィンランドの国民的ブランド「マリメッコ」を代表するデザイナー、マイヤ・イソラ(1927-2001)。本作は、旅を愛し、世界のすべてをかたちにしてきた彼女が生み出したカラフルなデザインや絵画、アーカイブ映像で振り返る傑作ドキュメンタリーだ。
ケシの花をモチーフとした「ウニッコ」など、2021年に70周年を迎えたマリメッコを代表するデザインの多くはマイヤ・イソラが手掛けたものである。19歳で娘を出産後、世界中を旅しながら多彩なデザインを次々と生み出し、マリメッコの成長と共にデザイナーとしての才能が開花。38年間でマリメッコに500以上のデザインを提供したマイヤ・イソラの創作の源とは?
結婚・離婚を繰り返しながらも娘への愛に溢れていた人生を、娘のクリスティーナ・イソラの証言と送られた手紙、本人の日記や当時のアーカイブ映像で綴る本作は、旅先でのインスピレーションから生まれたデザインや絵画を、彩り鮮やかに映し出している。旅を愛し、世界のすべてをかたちにしてきたデザイナー、マイヤ・イソラの人生を体感する必見のドキュメンタリーとなっている。
マイヤの自由な生き様と色鮮やかなファブリックに心躍る
予告編は「創作するときだけが生きていると感じる」というマイヤ自身の言葉から始まり、彼女がデザインを手がけたファブリックが次々と映し出されていく。世界を思うままに旅し、何にも縛られず、たくさんの恋をしながら、その全てをエネルギーにして制作を続けたマイヤ。そんな彼女の自由で率直な生き様と色鮮やかなファブリックや絵画を垣間見られる、心躍る映像となっている。
マイヤ・イソラの世界をみんなで愛でていく「#わたしのマイヤイソラ」キャンペーン開催中
大好きなマイヤ・イソラがデザインしたファブリックやアイテムの画像とその出会いや大切にしているエピソードを募集中。詳細は、本作のInstagram(@maija_armi)にて。
『マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン』は2023年3月3日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
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『マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン』
戦時下を生き抜き、19歳で娘クリスティーナを出産後に芸術大学へ進学したマイヤは、在学中にマリメッコ創業者であるアルミに認められ、デザイナーとしての道を歩むこととなる。そして、旅することを原動力としたマイヤは、社会が移り変わる激動の時代に世界中を旅し、そこで出会った人々や見聞き経験したすべてをエネルギーに変えて絵を描き、新たなデザインを生み出していく独自のスタイルを作っていった。それは、何物にも縛られない自由なスピリットと、常に貪欲に挑戦し続ける創作への情熱を生涯持ち続けた人生だった。また、恋多き女性でもあったマイヤは三度の結婚・離婚を繰り返し、恋愛をも創作の糧としていた。
監督:レーナ・キルペライネン
出演:マイヤ・イソラ、クリスティーナ・イソラ、エンマ・イソラ
制作年: | 2021 |
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