Netflixにて独占配信中の『今際の国のアリス』で山﨑賢人とともにW主演を務める土屋太鳳が、シーズン2の撮影秘話を明かす動画がNetflix公式YouTubeチャンネルで公開中だ。
土屋太鳳が明かすシーズン2撮影秘話
2020年12月にNetflixで配信されるやいなや、日本国内のみならず世界中を熱狂させたドラマ『今際の国のアリス』。世界70カ国以上でTOP10入りした全世界待望のサバイバルドラマは、現在シーズン2が絶賛配信中だ。
元の世界に帰るために“今際の国”の謎を追いかける“ウサギ”を演じる土屋太鳳。このたび公開された動画は、土屋がドラマ本編の様々なシーン映像を見ながらピンポイントで撮影秘話を明かしていくという、「今際」ファン的にも映画/ドラマ好き的にも、かなり貴重な内容となっている。
「80%冷静、20%アドレナリン」
まず巨大な“コンテナ迷路”では、ワイヤーを使用して撮影したと振り返る土屋。「実際に速く走るのと、速く走っているように“見せる”のは違うんですよね。コンテナの上は地上と違ってボヨンボヨンと跳ねるので、とても難しかったです」と語り、シーズン1撮影時とは「スニーカーを変えた」ことで格段に走りやすくなったと笑いつつ、常に改善点を探っていくスタッフとの協力関係も明かしている。
さらに、多くの視聴者が手に汗握ったであろう“コンテナ大ジャンプ”シーンでは、「ウサギが、本当に“届きたい”と思っている最後の手の伸ばし方が一番大事で、そのタイミングが難しかったです」と演技面でのポイントを吐露。また「練習でもいっぱい力をもらっていたアクション部でしたので、信じながらジャンプしたことを覚えています」とのことで、あの迫力は熟練スタッフたちとの共闘の賜だったようだ。
なおコンテナにしがみつくシーンは、ヘアメイクさんに「太鳳ちゃん、筋トレの効果出てたよ! すごかった!」と言ってもらえたが、土屋自身は「あれ、筋トレしてないな……」と密かに思っていたそうで、眠っていた天然の筋肉がフル起動したのかもしれない。
また<ちぇっくめいと>の激しいバトルシーンは、「ウサギのように“格闘技を習ったことがない人”の動きを模索することが課題でした。打撃を受けているときに、ずっとこうやっていたり(腕を前に出して防御)とか、殴れないから掴みにかかるとか」と、キャラクター設定も重視した殺陣だった模様。土屋いわく「(素人らしい)無駄な動きを入れること」がポイントだったそうだが、「(私は)本業ではないですし、アクションはそもそもが危険なものなので、80%冷静、20%アドレナリンくらいでいいのかな、と感じて演じました」と、リアルさだけでなく安全面への配慮も明かしている。
『今際の国のアリス』はNetflixにて独占配信中