東映周年記念を冠し、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫の知られざる物語を描く超大作『レジェンド&バタフライ』より、本予告映像がついに解禁された。
夢を追いかけた二人が最後に見つけたものとは?
主人公・織田信長役を木村拓哉、その正室・濃姫役を綾瀬はるかが演じる『レジェンド&バタフライ』。今回解禁となった本予告映像は、信長と濃姫が共に歩んだ激動の30年を、圧倒的スケールと感動で包みこむ、心揺さぶられる映像となっている。
1549年、長年敵対関係だった尾張と美濃が和議を結び、政略結婚という最低最悪の出会いを果たした信長と濃姫。尾張の“大うつけ”と呼ばれる信長は濃姫を尊大な態度で迎え、“マムシの娘”と呼ばれる濃姫もまた、隙あらば信長の寝首をかき、国を乗っ取ろうと目論んでいた。
水と油のような関係の二人だが、国の危機を前に弱音を吐く信長を奮い立たせたのは濃姫だった。戦国時代という厳しい世界の中で様々な障害をともに乗り越えていくことで、心の距離が次第に近づいていく。そして語られる「海の向こうへ行ってみたい」という濃姫の夢。信長は「愚かな夢物語だ」というが、2人はまだ見ぬ世界へ向かって共に歩み始める。
しかし戦国の荒波に飲み込まれていき徐々に人の心を失い「我人にあらず」という叫ぶ信長や、信長と濃姫を見守る福富平太郎貞家(伊藤英明)、各務野(中谷美紀)の姿も描かれ、誰も成し遂げたことのない天下統一へと突き進む信長と濃姫が激動の展開を迎えていくことが想起させられる。
「夢を追いかけた二人が最後に見つけたものとは?」という言葉通り、二人は一体何を願い、本当は何を夢見て、そして信長は何を想い本能寺へと向かったのか。壮大なスケールで描かれる本作にふさわしい予告映像となっている。
寄り添う信長と濃姫――
本作では、信長を群雄割拠の戦国時代に生きる一人の人間として、彼に寄り添う濃姫の姿と共に繊細な描写で描いている。
今回解禁となったポスタービジュアルは、まさに二人が衝突をしながらも、激動の人生を共に支え合ってきたことが伺えるエモーショナルな仕上がりとなっている。「まだ見ぬ世界」を夢見てきた、あまりにもドラマチックで壮絶な二人の人生。戦乱の世を駆け抜けた人間たちの生き様がかつてないスケールで色鮮やかに描かれ、これまでにない映画を体験できそうだ。
『レジェンド&バタフライ』は2023年1月27日(金)より全国公開