ブラジル・サンパウロで開催された<Comic Con Experience 2022(CCXP)>(12月1日~4日開催)にキアヌ・リーブスが登壇。新作映画『ジョン・ウィック:チャプター4』(全米公開2023年3月24日)のトークセッションに参加し観客を盛り上げた。
repeat after keanu: YOU are breathtaking! pic.twitter.com/Jyap3OZD9r
— lionsgate (@Lionsgate) December 6, 2022
“タトゥー”が重要な役割を担う
トーク中、アナ・デ・アルマスが主演する「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ作品『Ballerina(バレリーナ)』にも話題が及んだ。『バレリーナ』と言えば、第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』が劇場公開された後、2019年に初めて制作について発表されたが、これまで詳細はなかなか伝わってこなかった。
しかしこの日、『バレリーナ』の舞台やタイムラインの設定について質問が飛ぶと、キアヌから同作の舞台は「ジョン・ウィック」ユニバースという大きな世界の中において、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019年)と次回作『ジョン・ウィック:チャプター4』の間だということが明かされた。そしてどうやらキアヌも出演しているようだ。
キアヌは「(バレリーナは)非常に困難な状況にあり、復讐を考えている女性。彼女の父親は何者かに殺された。しかしまだ幼かったため、何が起こったのかを理解できないでいた。憶えているのは、誰かが家に入ってきて、父親を殺したこと。そして父親にはタトゥーがあったこと。そこで彼女は誰が父親を殺したのか、そして自分自身の過去を知るための旅に出る。ちなみに『ジョン・ウィック』シリーズを観てくれたらわかるように、タトゥーが作品の中でも重要な役割を担う」と語る。
さて、『バレリーナ』の主人公は『ジョン・ウィック:パラベラム』においてアンジェリカ・ヒューストン演じる女性ディレクターが率いる暗殺者養成所「ルスカ・ローマ・シンジケート」のシーンに少しだけ登場。ストーリーは、家族を殺した者たちに復讐しようとする若い女性暗殺者に焦点を当てられる。
『アーミー・オブ・ザ・デッド』のシェイ・ハッテンが書いた脚本をもとに、『ダイ・ハード4.0』『トータル・リコール』のレン・ワイズマンが監督、ライオンズゲートのジェームズ・マイヤーズが監修を務める。プロデューサー陣は、キアヌ・リーブスの他、ベイジル・イヴァニク、エリカ・リー、チャド・スタエルスキが名を連ねている。
なお「ジョン・ウィック」ユニバースにおいては現在、『ジョン・ウィック:チャプター4』が絶賛ポストプロダクション中。さらに米動画配信サービスPeacockで公開される前日譚ドラマ『The Continental(原題)』の制作も進行中だ。