すでに監督としての才能も 歌姫テイラー・スウィフト、長編映画監督デビュー

すでに監督としての才能も 歌姫テイラー・スウィフト、長編映画監督デビュー
テイラー・スウィフト『Red (Taylor’s Version)』

テイラー・スウィフトが、サーチライト・ピクチャーズのもと、長編映画監督としてデビューすることが発表された。タイトルや詳細はまだ未定だが、本作では、テイラーがオリジナル脚本を執筆、同スタジオのもと製作が行われるという。

サーチライト・ピクチャーズの共同社長であるデヴィッド・グリーンバウムとマシュー・グリーンフィールドは、「テイラーは同世代随一のアーティストであり、ストーリーテラーです。この刺激的で新たなる創造の旅に踏み出した彼女とのコラボレーションは、まさに喜びであり栄誉です」とコメントしている。

短編映画『All Too Well: The Short Film』を製作

映画『アムステルダム』(2022年)や『キャッツ』(2019年)などの作品で、女優としても活躍してきたテイラーだが、実はすでに監督としても才能を発揮している。2012年に発表したアルバム『Red』の再録版となる『Red (Taylor’s Version)』(2021年)に収録されている楽曲「All Too Well (10 Minute Version)」からインスピレーションを受け、自ら脚本と監督を手がけた「All Too Well: The Short Film」を製作。本作はトライベッカ映画祭とトロント国際映画祭でプレミア上映され大きな話題を呼んだ。さらに、今年の「MTV VMA(MTVビデオ・ミュージック・アワード)」では、最優秀ビデオ賞、最優秀ロングフォームビデオ賞、最優秀監督賞の3部門を受賞している。

公式YouTubeでは、セイディー・シンク(『ストレンジャー・シングス 未知の世界』)が出演する「All Too Well: The Short Film」撮影の舞台裏の様子を収めた映像も公開中だ。

Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook