次の敵は「主席連合」 殺し屋キアヌ『ジョン・ウィック: チャプター4』でも殺害人数の最多記録更新なるか

次の敵は「主席連合」 殺し屋キアヌ『ジョン・ウィック: チャプター4』でも殺害人数の最多記録更新なるか
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キアヌ・リーブス演じる伝説の殺し屋が超絶アクションを繰り広げて人気を集める映画「ジョン・ウィック」シリーズ。第4弾となる最新作『ジョン・ウィック: チャプター4(原題)』の公開にむけて期待が高まるなか、キアヌ・リーブスがブラジルのコミコン「CCXP(Comic-Con Experience)」に参加し、最新作におけるアクションや今後のシリーズ展開について語った。

デヴィッド・リーチ製作総指揮、チャド・スタエルスキ監督による「ジョン・ウィック」シリーズは、これまでにも銃撃戦と格闘技を融合させた“ガン・フー”など古今東西の戦闘術をミックスした驚異のアクションでファンを魅了してきた。キアヌの語ったところによると、最新作もスケールアップしたアクションが満載の作品となりそうだ。

第3作目『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019年)では、裏社会の頂点に立つ闇の組織・主席連合が掟を破ったジョンに対して粛清に乗り出したが、『ジョン・ウィック: チャプター4』では、ジョンが主席連合を倒すための道を明かしていくストーリーが描かれるとされる。

キアヌは「主席連合は世界の上に立つ世界で、その傘下には暗殺者たちがビーチの砂粒ぐらい無限に存在する。それでジョンは無数の刺客に追われるんだ。『ジョン・ウィック』シリーズではアクションシーンを生み出すことが重要になるよね。『どうしたらこんなシーンができるのか?』という感じで……」とアクションシーンの重要性について語る。

最新作では、たとえばフランス・パリの凱旋門そばの交通渋滞でバトルを繰り広げるような迫力のアクションシークエンスがあることを明かし、ほかにも「ジョンが大勢の刺客に狙われ、様々なアクションを楽しめるシーンが多数ある」と語っている。

さらに、第5弾の製作について聞かれたキアヌは、これまでのシリーズを「チャンスを得て映画を製作するしかなかった。最初から壮大なプランがあったわけではなかったから」と振り返り、秀逸な脚本と、チャド・スタエルスキ監督、製作総指揮のデヴィッド・リーチという素晴らしいスタッフのおかげもあってシリーズが続いてきたと語る。「これまで続編を作ってこられた唯一の理由は、観客からの反響が大きかったから。第1作目に反響があって続編を作って、それに反響があって第3作目を作った。また続編を作るチャンスがあるかは第4作目への反響にもよるけど、そうなるといいな」と続ける。そして、キアヌは『ジョン・ウィック: チャプター4』もこれで最後だというぐらいの気持ちで愛情を込めて作ったことを付け加えた。

最新作では、独自の組織を束ねる殺し屋・キング役のローレンス・フィッシュバーンや、暗殺者たちを支えるコンチネンタルホテルの支配人役のイアン・マクシェーンらが続投するほか、映画『モータルコンバット』(2021年)など多くのハリウッド作品に出演する真田広之、映画「イップ・マン」シリーズ(2008年~)などで知られる香港のアクションスターのドニー・イェン、映画『アトミック・ブロンド』(2017年)のビル・スカルスガルドなど、シリーズ最強とも言える豪華キャストが集結する。

最新作『ジョン・ウィック: チャプター4(原題)』は、2023年3月24日より全米公開予定。

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