『ハリー・ポッター』シリーズ(2001年〜2011年)のドラコ・マルフォイ役で知られるトム・フェルトンが10月、新回想録「ビヨンド・ザ・ワンド:ザ・マジック・アンド・メイヘム・オブ・グローイング・アップ・ア・ウィザード(原題)」を発売した。フェルトンは同書で、フェルトンを“初恋の人”と語る共演者エマ・ワトソンとの友情の変遷を明かし、「彼女に密かな恋心を抱いていた」と激白!! さらに、ワトソンが同書で「私たちは特別な方法で愛し合ってきた」と告白した。
ワトソンとの関係は最初から順風満帆というわけではなかった
フェルトンは同シリーズのオーディションでエマ・ワトソンと初めて交流し、彼女をあざ笑ったというエピソードを回想。2人の関係は「最初はうまくいっていなかった」と明かしている。「当時9歳だったワトソンが共演者に楽屋でちょっとしたダンスを見せてくれたんだけど、僕は共演者のジョシュ・ハードマンと一緒になって笑ってしまった」と振り返った。『ハリー・ポッター』の最年少キャストであり、唯一の女の子であったワトソンがもっとも苦労したことを、フェルトンはのちに実感することになったという。
「本来なら撮影現場に家族といる安心できる環境が、彼女にとって一番必要だったんだ。だからこそ、僕たちの振る舞いを思い出して恥ずかしくなった。僕らの友情が、僕の無神経さによって揺らぐことがなかったことを嬉しく思っている。」と記した。
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ワトソンに密かな恋心!? 好きになったタイミングが合わなかった
共演者のエマ・ワトソンが、同シリーズで知り合ったフェルトンに恋心を抱き、“初恋の人”だったと語ったエピソードはファンの間で広く知られている。2人は恋愛関係に発展しなかったものの、現在も2人の関係性をめぐる憶測は絶えない。フェルトンは同書でワトソンに対して「密かな恋心を抱いてきた」と明かし、「みんなが聞きたいと思うような形の愛ではないだろうけども、僕らの間にまったく恋の火花が散らなかったわけじゃない。そのタイミングが合わなかっただけだ」と甘酸っぱいエピソードを話した。フェルトンは「エマと恋に落ちたことはないけど、他の人には説明できないくらい、人として彼女を愛し、尊敬しているよ」と語っている。
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ワトソンが告白!!「私たちは特別な方法で愛し合ってきた」
ワトソンは同書の序文を寄せ、フェルトンとの友情について「私たちの繋がりと関係性の本質を人に説明するのにいつも苦労している」と告白。「もう20年以上、私たちは特別な方法でお互いを愛してきたわ。“あなたたちは一度だけ、酔っ払ってイチャイチャしたに違いない!”、“キスしたに違いない!”、“何かあるに違いない!”と言われたことは数え切れないほどある。」と明かした。
また、ワトソンは「私たちはソウルメイトで、いつもお互いを応援してきたし、これからもずっとそうだと思うわ。そのことを考えると、胸が熱くなる。友情は人生においてとても重要なものであり、私の人生の重要なターニングポイントで、トムが私を理解してくれたことにとても感謝しているの。私たちが分かち合っている友情は、私の人生で最も困難で魂を揺さぶる瞬間を乗り越えることを可能にしてくれた。」と、“ソウルメイト”であるフェルトンとの強い絆を明かしていた。
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フェルトンの回想録「ビヨンド・ザ・ワンド:ザ・マジック・アンド・メイヘム・オブ・グローイング・アップ・ア・ウィザード(原題)」英語版が現在発売中。