俳優のティモシー・シャラメが、ハリウッドの大先輩レオナルド・ディカプリオからキャリアのアドバイスを受けたことを明かした。
ルカ・グァダニーノ監督作『君の名前で僕を呼んで』(2017年)に出演後、ハリウッドの「イット・ボーイ(性的魅力のある男性)」として知られるティモシー・シャラメ。『レディ・バード』(2018年)や『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年)などの話題作に出演し、若手実力派俳優の筆頭として活躍している。
レオ様「ハードドラッグとスーパーヒーロー映画はダメ」
シャラメは英ヴォーグ誌のインタビューで、“25歳破局説”で世間を賑わせているレオ様に「ハードドラッグとスーパーヒーロー映画はダメ」とアドバイスを受けていたことを明かした。レオ様とシャラメは、アカデミー作品賞にノミネートされたアダム・マッケイ監督のNetflix映画『ドント・ルック・アップ』(2021年)で共演している。2018年に初めて会った時にアドバイスを受けたと明かし、その当時は「僕のヒーローの1人……やっつけられちゃうと思うから誰とは言えないけれど、彼は初めて会った夜に腕を回して、いくつかの俳優としてのアドバイスをくれたんだ。」とTime紙に明かしていた。
シャラメ、SNS社会に「生きることは大変」
シャラメは将来MCUに参加するという噂を封印したほか、シャラメが主演をつとめるグァダニーノ監督最新作『ボーンズ・アンド・オール(原題)』で参加したヴェネチア国際映画祭で「SNSによって社会的崩壊が起こりつつある」と語った。
「SNS社会の現代を生きていることは大変なことだ。さまざまなSNSのプラットフォームがもたらす支配のために、自分のような若い世代が、若いというだけで強烈に決めつけられている気がする。社会が崩壊に向かっているような、そんな気配を感じる。」と語っている。
グァダニーノ監督と再びタッグを組んだ『ボーンズ・アンド・オール(原題)』は、カミーユ・デアンジェリスによるカニバリズムを題材にした同名小説を映画化した青春映画。80年代のアメリカを舞台に、カニバリストのティーンエイジャーのマレン(テイラー・ラッセル)が、一度も会ったことがない父親を探すために旅に出る。シャラメはマレンが旅の途中で出会う、同じくカニバリストのリーを演じた。
シャラメは2023年公開の『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)の前日譚『ウォンカ(原題)』で若き日のウィリー・ウォンカを演じるほか、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作『DUNE/デューン』続編作でも主演をつとめることがわかっている。