2022年8月、BANGER!!!で最も注目度が高かった記事をご紹介! 不朽の名作『ブラック・レイン』(1989年)の解説記事から、ブレイク・ライヴリー主演サメ映画『ロスト・バケーション』(2016年)、Netflix実写版「ONE PIECE」などの記事が注目を集めた。人気・話題作を観たいあなたに、ぜひチェックしていただきたい記事をピックアップした。
人気・話題作続々、2022年8月の注目記事5選!
リドリー・スコット監督作『ブラック・レイン』
本記事では、映画ジャーナリストの谷川建司が独自の目線で、リドリー・スコット監督作『ブラック・レイン』が提起した、ハリウッド映画の“日本ロケほぼ皆無問題”を取り上げた。ハリウッド映画の日本ロケが減っている現状は、映画ファンから見ても紛れのない事実だ。SNSでは「もっと日本で映画撮影すれば良いのに!」「めちゃくちゃ納得した。ラストサムライとかエンドゲームとか、ロケ地として選ばれずに謎の日本像が表現されるのはこのためか。ウルヴァリンは良かったが」という声が寄せられ、ハッと気づかされた読者が多かったようだ。
続いて紹介するのは、CS映画専門チャンネル ムービープラスの「副音声でムービートーク!」を担当する「映画木っ端微塵(こっぱみじん)」クルーの一人、映画ライターの多田遠志が『ブラック・レイン』を詳しく解説した本記事。キャスティング秘話から、日本で大規模ロケを敢行した撮影裏話まで網羅している。一読の価値アリ。SNSでは「ブレットトレイン観てからなんかフワフワとブラックレインが懐かしくなって記事を漁った もし日本ロケできても結構厳しかっただろな」という声が寄せられた。『ブラック・レイン』は9月15日(木)16:15〜、10月31日(月)21:00〜にCS映画専門チャンネル ムービープラスにて放送予定。
午後ローで8月放送の『八日目の蝉』『ロスト・バケーション』
本記事では、テレビ東京の「午後のロードショー」で8月に放送された、永作博美×井上真央共演の映画『八日目の蝉』(2011年)を解説した。本作は、ひとつの誘拐事件をめぐる加害者と被害者の人間模様を紡ぎ出していくサスペンス映画。大事件が起きたときに世間の人々が、なぜか傷つけられた側ではなく傷つけた側に同情的になることがあるという論点から、いかに本作が加害者に対して、安易に共感させない構成になっているのか紐解いた。加害者が身を寄せた血縁や家族によらない共同体(今回の場合はカルト宗教)が登場するなど、細やかに人間模様が描かれた本作は、難度の高い役に挑戦した永作博美と井上真央の熱演が話題になり、高い評価を受けた。
本記事では、8月にテレビ東京の「午後のロードショー」で放送されたブレイク・ライブリー主演作『ロスト・バケーション』を解説した。美女vs人喰いサメというよくある設定のサメ映画だが、ジャウマ・コレット=セラ監督が手がけた本作ならではの魅力を詳しく語っている。気になった方はぜひ鑑賞してみてはいかがだろうか。
Netflix実写版「ONE PIECE」キャスト&撮影現場の様子!
尾田栄一郎の人気コミック「ONE PIECE」を実写化したNetflixオリジナルドラマシリーズ「ONE PIECE」。本記事では、本作のキャストや撮影現場の様子など、現在までに明かされている情報を紹介した。すでに世界中で多くの人々に認知されており、世間の注目度も高い本作は、『スター・ウォーズ』級のヒットシリーズにする展望があるという。どこまで完成度の高い作品になるのか期待して待ちたい。Netflixオリジナルドラマシリーズ「ONE PIECE」は2023年ごろ配信開始。