ハーレイ・クイン役で知られるマーゴット・ロビーがバービーを演じる実写版『バービー(原題)』が2023年に全米公開される。本作のキャスト・スタッフの最新情報のほか、ボーイフレンドのケンを演じるライアン・ゴズリングのコメント、バービー人形を製造販売する米マテル社のコメントなどをご紹介したい。
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1959年のデビュー以来、世界中で愛されてきたファッションドールのバービー人形。2019年には、デビュー60周年を迎えたバービー人形を主人公にした実写映画の製作が決定。バービーを演じるマーゴット・ロビーが製作も務めることが明らかになり、『レディ・バード』(2017年)のグレタ・ガーウィグが監督をつとめ、パートナーで『マリッジ・ストーリー』(2019年)のノア・バームバックと共同で脚本を執筆していると明かされていた。
ケン役にはライアン・ゴズリング!! 『バービー』を彩る豪華俳優陣
本作のあらすじは明らかにされていないが、バービーのボーイフレンドであるケン役を『ブレードランナー 2049』(2017年)のライアン・ゴズリングが演じるほか、悪役を演じると噂されるウィル・フェレル、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021年)のシム・リウ、『ラブバード』(2020年)のイッサ・レイ、「アグリー・ベティ」シリーズ(2006年〜2010年)のアメリカ・フェレーラ、『ゴーストバスターズ』(2016年)のケイト・マッキノン、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010年)のマイケル・セラ、『ナイル殺人事件』(2020年)のエマ・マッキーが共演。また、『レディ・バード』のシアーシャ・ローナン、英歌手のデュア・リパの出演も噂されている。
ゴズリング「ケンを演じることができて光栄」
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ゴスリングはET誌のインタビューで、2022年7月15日(金)よりNetflixで配信の主演作『グレイマン』で、共演者のクリス・エヴァンスがゴスリングを“ケン人形”と呼ぶことについて「まったく侮辱だとは思わないよ!」と明かした。「ケンを演じることができて誇りに思っているんだ。僕には明らかに感じることのできるケン・エネルギーがあるからね。」と冗談まじりに語った。
また、ゴズリングは『バービー』に登場するケンが「夢のような生活は送っていない」と、本作のヒントを明かしており、「ケンの人生は『グレイマン』の人生よりもっと大変だと思うよ。ケンはお金もなく、仕事もなく、車もなく、家もない。彼はいろいろなことを経験しているんだ。でも、あなたが思っているようなストーリーではないかもしれないよ。」と語った。
米マテル社CEO「実写映画は文化イベントになる」
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米玩具メーカーのマテル社は1959年からバービー人形を製造販売し、本作を手がける制作会社の一つでもある。同社CEOのイーノン・クライツは米CNBCのサミットで「実写映画は文化イベントになる」と語った。
「バービーはおもちゃ以上の存在で、文化的なアイコンであり、ポップなアイコンだ。そして、この実写映画は、私たちが信じている、社会的な瞬間になるように形作られている。今まで見たことのない、とてもユニークなアプローチで、ワクワクするような映画になるだろう。」と明かした。
実写版『バービー』は2023年全米公開。続報を待ちたい!