配信開始前から世界中の注目を集めていた海外ドラマ「パム&トミー」がシーズンファイナルを迎えた。2022年3月8日にロサンゼルスで行われたプレミアイベントに登場した主演のセバスチャン・スタンとリリー・ジェームズが撮影秘話を語った。セバスタが発狂寸前になるほど過酷な減量に挑んでいた裏話やトミーの格好でロサンゼルスを散策したエピソード、変身途中のリリーはかなりイタい姿だった(!?)などなど数々のエピソードが明かされたぞ!!
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セバスタがトミーを演じる上で最も“恐ろしかった”こと
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本作で最も話題になったのは、パメラ・アンダーソンを演じたリリーの変身っぷりだったが、タトゥー&ボディーピアスを愛するワイルドなトミー・リーに変身したセバスタの再現度も定評を得ていた。そんなセバスタが米ET誌にトミーを演じる上で最も恐ろしかったことを告白した。
「撮影でもっとも難しいと思ったのは、ドラムだよ。僕はドラムを叩かないから、ゼロから勉強するのはとても恐ろしかった。トミー・リーは世界で最も偉大なドラマーと言われていたから、その高い期待に応えなければならなかったんだ。僕はベストを尽くしたよ。」と明かした。
「まだ痩せ足りない気がした」セバスタが過酷な減量で発狂寸前に!?
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セバスタは米Entertainment Weekly誌に、トミーを演じるために過酷な減量に挑戦していたことを語った。減量を続けていくうちに、精神的に堪えていたことも明かしている。
「痩せたと思っても、まだ痩せ足りない気がした。人々は僕のことをクレイジーだと言い、“君は醜形恐怖症を患っているだろう”と言っていたね。実際にそうだったと思うよ。ただ走って1日2万歩を目指すだけだったのが、1日16~18時間の断食になっていった。特に交通渋滞に巻き込まれたときは大変だった。でも、自分が取り組んできたこと全てを誇りに思っているよ。」
普段はクリーンな見た目のセバスタは、トミーの格好でロサンゼルスを散策したエピソードを明かしている。
「タトゥーが入ってるだけで、世間の人たちはコーヒーの出し方を変えてくるんだ。僕はタトゥーを入れるかどうかずっと悩んできたけど、入れたことはない。タトゥーを入れたことがないから、僕の中にいる小さな男の子は、この機会を間違いなく楽しんでいたよ。」と話した。
リリー&セス 変身途中のリリーはイタい姿だったと告白!!
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リリーは、パメラを演じ切るために撮影前からボディメイクに取り組んだことを明かしており、撮影中は毎日4時間かけてメイクしていたことが明らかになっている。完璧なルックスを目指すために、リリーは眉毛をブリーチしていたことを告白しており、人にはとても見せられない姿だったようだ。
「私は人工の額をつけていたから、それを自然に見せるために、私は眉毛をブリーチしたの。だから、私は撮影期間中はずっと眉毛がない姿で歩き回っていて、気が狂ってしまったかのように見えてしまっていたわね」と明かした。
共演したセス・ローゲンは、変身途中のリリーを目撃して「見てはいけないものを見てしまった」と気まずさを覚えたエピソードを明かしている。
「時々、変身途中のリリーを見かけては、僕は見てはいけないものを見たような気がしたよ。彼女は“こんにちは!”と声をかけてくれたけど、僕は“今は僕ら話さない方がいいよね”と思っていたよ。」と明かした。
パメラになりすぎた!? リリー「私はイギリス人」と言い聞かせるハプニング
Lily James embodies the role of Pamela Anderson so much in #PamandTommy, she's starting to lose her British accent pic.twitter.com/7629IoKDiI
— The Hollywood Reporter (@THR) March 9, 2022
とんでもない熱量を持って臨んだ役作りの一つとして、アメリカ英語のアクセントを覚えたリリー。撮影が終えた今でもそのアクセントが抜けきれていないようだ。プレミアイベントに登場したリリーはインタビューに答えている最中、無意識のうちにアメリカ訛りで話していることに気づき、「私ったらずっとアメリカ訛りで話してるじゃない!何が起きてるのよ!? 私はイギリス人、イギリス人よ」と動揺している姿が捉えられている。(めっちゃかわいい)
セバスタ&リリーが本気で挑んだスキャンダルドラマ「パム&トミー」は、ディズニープラスで独占配信中。
「パム&トミー」
1995年に出会ってから1週間足らずで結婚したパメラとトミーは、新婚旅行中に撮影したセックステープが何者かによって盗まれ、ネット上に流出される事態に巻き込まれます。その映像は1997年にインターネットで公開されると、海賊版VHSから本格的な世界的センセーションに発展。2人の関係性は赤裸々に明かされ、世界中の人の好奇の目にさらされることに……。
監督:クレイグ・ギレスピー グウィネス・ホーダー=ペイトン ハンナ・フィデル
脚本:アマンダ・シカゴ・ルイス ロバート・シーゲル D・V・デヴィンセンティス
音楽:マシュー・マージェソン
出演:セバスチャン・スタン リリー・ジェームズ セス・ローゲン ニック・オファーマン
製作年:2022年