米ミュージシャンのアル・ヤンコビックの半生を描く伝記映画『ウィアード:ジ・アル・ヤンコビック・ストーリー(原題)』でアルを演じるダニエル・ラドクリフが「大きな責任を感じている」とヤンコビック役に抜擢されたプレッシャー(!?)を明かした。
“キング・オブ・パロディ”こと有名ヒットソングの替え歌を歌うことで第一線を行くミュージシャンのアル・ヤンコビック。1984年にマイケル・ジャクソンの「ビート・イット」の替え歌「イート・イット」を発表すると、そのおバカっぷりが米国でウケにウケて、その名が世間で知られることになる。パロディ音楽界を牽引する存在として、ニルヴァーナやエミネムといったビッグネームの楽曲を面白おかしくイジりにイジって、グラミー最優秀コメディアルバム賞を3度も受賞している。
ラドクリフ、アルを演じるのは「大きな責任を感じる」
Daniel Radcliffe is @alyankovic. Your first look at #WEIRD is here 🪗 pic.twitter.com/m9BBZndorA
— Roku Channel (@TheRokuChannel) February 22, 2022
そんなヤンコビックの半生を描く映画『ウィアード:ジ・アル・ヤンコビック・ストーリー』では『ハリー・ポッター』シリーズ(2001年〜2011年)のダニエル・ラドクリフがアルを演じる。公開されたばかりの場面写真では、ラドクリフがくるくるパーマ姿のアルに扮した姿が披露されている。『ハリー・ポッター』シリーズ終了後、死体でもどんな役でも果敢に挑戦してきたラドクリフは米People誌に、ヤンコビックを演じることを「大きな責任を感じる」と語り「光栄に思う」とも明かした。
「彼のトレードマークであるアロハシャツを着ることは、到底軽々しくできることではなく、大きな責任を感じることであり、ウィアード・アルの堕落したスキャンダラスな人生という絶対に揺るがない真実の物語を、ついに世界中の皆さんと共有できることを光栄に思います。」とジョークまじりに語った。
本作はエリック・アペルが監督・製作総指揮・脚本をつとめ、ヤンコビックも共同脚本として参加する。突然、ヒット曲で一躍有名になったヤンコビックの輝かしい半生が語られるとともに、スキャンダルとは無縁に見えたヤンコビックの堕落したライフスタイルが語られるといい、どんな爆弾が世に放たれるのか注目が集まっている。
See?? I’m not kidding about this! https://t.co/p1qww3R20v
— Al Yankovic (@alyankovic) January 18, 2022
ラドクリフは、サンドラ・ブロック主演アドベンチャー映画『ザ・ロストシティ』(2022年公開)に出演することが決まっている。
『ウィアード:ジ・アル・ヤンコビック・ストーリー』は、米動画配信サービス・ロクにて独占配信!