銀幕で数々の名作を残し、世界中の人々に時を超えて愛される大スターである永遠のヒロイン、オードリー・ヘプバーンのドキュメンタリー映画『オードリー ・ヘプバーン』が、2022年5月6日(金)より劇場公開する。今回解禁となるポスタービジュアルは、力強い眼差しで前を見つめるオードリーのアップを捉え、その表情が印象的である。真っ白な背景に、真っ赤なオードリーのリップとタイトルが映える目を引くデザインに仕上がっている。
ファッションアイコンであり、永遠の妖精と呼ばれ、美の概念を変えた革新的な存在でスターとしての名声を得たオードリー 。世界中から「愛された」彼女は一方、実生活では愛される喜びを得られなかった。しかし、生涯をかけて「愛すること」を信じ、与えることを貫いた。彼女が今なお、我々の中で生き続けるその訳が、解き明かされる―-。
幼少期に経験した父親による裏切り、ナチス占領下のオランダという過酷な環境で育った過去のトラウマ、奪われたバレエダンサーへの夢、幾度の離婚……劇中では、過去の貴重なアーカイブ映像とともに、近親者によって語られるインタビューによって、これまで隠されてきたオードリーの一人の女性としての姿が描き出されていく。
さらに、育児のために女優業を休業するなど、子供達への深い愛情を注いでいたオードリー。晩年は、ユニセフ国際親善大使として自身の名声を善のために尽くし、慈善活動を通して大勢の人たちに癒しと救済をもたらした。本作では、リチャード・ドレイファスやピーター・ボクダノヴィッチ監督ら俳優時代の仲間、そして息子や孫、家族ぐるみの友人など、プライベートに迫るインタビュー映像がふんだんに盛り込まれ、愛情と寛容の力の証として存在する、極めて特別なひとりの女性の姿を、鮮やかにスクリーンによみがえらせている。
さらに今回、オードリーと最初の夫、メル・ファーラーの息子であるショーン・ヘプバーン・ファーラー氏から、長編ドキュメンタリー映画の公開を前に、「私が多くの人に紹介したいのは一人の女性としてのオードリーの姿です。みんなと同じように不安や疑心を持っている生身の人間としての姿です。オードリーは自分のことを美しい人や特別な人というふうに見たことはありません。だからこそ彼女は人一倍努力をし、いつでもプロフェッショナルであり、みんなに優しい人でした。」と語り、さらに、母オードリーの歩んできた人生を描く本作を「この素晴らしい作品はドキュメンタリー以上にオードリーの真実に迫り、伝記以上にオードリーの生涯を綴る、信念と愛情と思いやりの話です。彼女が目一杯生きた人生の話なのです。」と長文で綴り、その文面から母への尊敬と愛情を感じることができる。
『オードリー ・ヘプバーン』は、2022年5月6日(金) TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開。
『オードリー ・ヘプバーン』
制作年: | 2020 |
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2022年5月6日(金) TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開