表の顔は、高貴なる英国紳士。裏の顔は、世界最強のスパイ組織“キングスマン”。スタイリッシュな英国紳士が、ド派手で超過激なスパイアクションを繰り広げる大人気シリーズ、『キングスマン』(2015年)、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018年)の最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』が大ヒット公開中!SNSでは「シリーズ最高傑作」「ヴォーン監督一生ついていく」といった絶賛の声や、「推しが増えた」「ラスプーチンが最高」「悪役として唯一無二すぎる」と、キングスマンメンバーだけでなくヴィラン・ラスプーチンにも多くの賛美が集まっている。
ロシア帝国崩壊を招いた不死身の怪僧が再注目!?
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本作は国家に属さない秘密結社“キングスマン”の誕生秘話が明らかとなる物語。キングスマン創設に関わる英国貴族オックスフォード公と正義に燃えるその息子コンラッドは、第一次世界大戦の裏で世界を混沌に陥れようと暗躍する闇の狂団を阻止するべく立ち上がることとなる-。伝統的な英国紳士やミステリアスな“不死身の怪僧”など、キングスマンシリーズならではの様々な魅力あふれるキャラクターが登場する本作。しかしシリーズを通して監督を務めるマシュー・ヴォーン一押しのキャラクターは意外な人物だったようで、「ここだけの秘密だけど、やっぱりラスプーチンが僕の一番好きなキャラクターなんだ。彼は恐らく史上最も有名な僧だと思う。人の好奇心をそそる人で、かつ彼にまつわるミステリーとか噂がたくさんあり、謎に包まれた存在だ。」 と、まさかのキングスマンメンバーではなく、ヴィランが好きだと告白。
監督が思わず惚れ込んでしまったヴィラン・ラスプーチンは実際に存在した人物で、ロシア帝国崩壊の一因を担った悪人として知られ、その特異なキャラクターから数々の小説や映画に登場している。本作でも第一次世界大戦の裏でロシアを陰から操るヴィランとして登場し、奇想天外なアクションや魅惑的でミステリアスな雰囲気で観客を魅了している。
さらにヴォーン監督は、ヴィランのキャラクター作りで最も大切にしていることについて、「観客がヴィランにどこか共感できることが必要だ。ただし、ヴィランが問題を解決するための手段には賛成できない。僕にとってヴィランを作る上で大事なのは、彼らの目的には共感できるけど、そのための手段には共感できないと言うことなんだ」と、共感できるようなヴィランの理念や目的を作ったうえで、理解不能で到底賛成できないような手段を用いることで“ヴィラン”としてキャラクターを作り上げていることを語った。そのこだわりもあったからこそ、監督含めヴィランでありながらもいつの間にか虜になるようなキャラクターを完成させることができたのだ。
感情移入できる主人公と魅力的なヴィランは、面白い物語を作る上で欠かせないピースだ。鬼才マシュー・ヴォーン監督でさえも虜になってしまったヴィラン・ラスプーチンとはどんな人物なのか?「キングスマン」最新作では一体どんな演技で我々を魅了してくれるのだろうか?映画館で是非お見逃しなく!
『キングスマン:ファースト・エージェント』は大ヒット公開中!
『キングスマン:ファースト・エージェント』
──1914年。世界大戦を密かに操る謎の狂団に、英国貴族のオックスフォード公と息子コンラッドが立ち向かう。 人類破滅へのタイムリミットが迫る中、彼らは仲間たちと共に戦争を止めることができるのか?
制作年: | 2020 |
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監督: | |
出演: |
大ヒット公開中!