リーアム・ニーソン主演最新作『マークスマン』が、2022年1月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開される。娘のために奔走するタフな父親を演じた『96時間』シリーズ(2008年〜)をきっかけに“最強の親父”の称号を手にしたリーアム・ニーソン。『沈黙』シリーズでおなじみの“最強のオヤジ”ことスティーヴン・セガールと同い年であり、出演作の方向性も接近しつつある。いつ激突してもおかしくない今こそ、“最強の親父”と“最強のオヤジ”を徹底比較したい‼︎
家族を守る“最強の親父”ニーソンvs無敵すぎる“最強のオヤジ”セガールの役柄比較‼︎
セガールといえば、どの作品でもとにかく常勝無敗。かすり傷すら負わないその無敵ぶりが、セガールの演じるキャラクターの特徴であり、“最強のオヤジ”と言わしめる所以だ。一方、リーアムが演じる役柄は強いのは間違いないのだが、無敵とまでは言いがたい。なぜなら、愛する子供や女性のために常に満身創痍になりながらも戦う役柄が多いからだ。最新作『マークスマン』でも、麻薬カルテルの殺し屋から命を狙われる移民少年との間に、疑似的な父子の絆を結んでいる。愛深きゆえに暴走するその姿は、まさに“最強の親父”と呼ぶにふさわしい。ちなみに、2人はともに193cmの長身という共通点も。その長身から繰り広げられるアクションは見ごたえ抜群だ。
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共通点は格闘技‼︎ ニーソンとセガールの趣味・特技
リーアムは幼い頃からボクシングに触れ、アマチュアボクサーとして活動していた時期も。また、フライフィッシングが趣味で、アメリカの釣り番組に出演したこともあるという。セガールは合気道、柔道、空手などの日本武術を愛し、日本刀もコレクションしている。さらに、ミュージシャンとしてアルバム「ソングス・フロム・ザ・クリスタル・ケイヴ」をリリースするなど、ギターの腕前にも定評がある。2人の共通点は、ともに格闘技経験者というところだろう。その経験が本格的なアクションの下支えになっていることは言うまでもない。
ニーソンと日本語堪能なセガールの来日歴
日本での人気も高い2人は過去に来日経験もある。リーアムは日本を「礼儀正しい国」と表し、2018年に来日した際には彼のファンと公言する観月ありさとのトークも繰り広げている。一方のセガールは、17歳の頃から約10年間大阪に滞在したことをきっかけに「日本を第二の故郷」と公言し、日本のテレビ番組にも多数出演。娘の一人は女優の藤谷文子だ。
ニーソンとセガールの華やかな(⁉︎)受賞歴
リーアムは『シンドラーのリスト』(1993年)でオスカーにノミネートされ、『マイケル・コリンズ』(1996年)でヴェネチア国際映画祭の主演男優賞に輝いた。演技派アクターから、老境にさしかかった50代でアクションスターへ転身という異色の経歴の持ち主だ。セガールは『沈黙の要塞』(1994年)でのゴールデン・ラズベリー賞監督賞受賞を皮切りに、ラジー賞常連としてB級映画ファンから愛されている。
ともに来年古希を迎える2人のアクション俳優。リーアムには、ロバート・ロレンツ監督と再タッグとなるアクション・スリラー『イン・ザ・ランド・オブ・セインツ・アンド・シナーズ(原題)』の映画撮影の予定があり、セガールには俳優デビュー作『刑事ニコ/法の死角』(1988年)の続編制作が予定されているようだ。いつか見てみたい“最強の親父”と“最強のオヤジ”の初顔合わせ―― その前に、『マークスマン』でのリーアムの現役ぶりを目撃してほしい。
『マークスマン』は、2022年1月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開!!
『マークスマン』
愛妻に先立たれ、メキシコ国境付近の町で牧場を営みながら愛犬と暮らす元海兵隊の腕利き狙撃兵、ジム・ハンソン。ある日、メキシコの麻薬カルテルの魔の手を逃れ、越境してきた母子を助けたことから、彼の運命は大きく変わり始める。カルテルに撃たれた母親は、ジムに11歳の息子ミゲルを託して絶命した。ミゲルをシカゴに住む親類のもとに送り届けてほしい――日々の生活に手いっぱいのジムだったが、仕方なくこれを引き受ける。一方、米国に侵入したカルテルは執拗に彼らを追撃。迫りくる危機に、ジムは必死に抵抗する。果たして彼は、ミゲルを守り、シカゴにたどり着くことができるのか? 命を懸けた戦いの火ぶたが、切って落とされた!
制作年: | 2021 |
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監督: | |
脚本: | |
出演: |
2022年1月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開