マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『ブレイド』の主演を演じる俳優マハーシャラ・アリが「クールだけど怖かった」と、マーベル最新作でブレイドとしてカメオ出演した心境を明かした。元祖ブレイドのウェズリー・スナイプスがエールを送っているぞ!
人間と吸血鬼のハーフであるヴァンパイア・ハンターのブレイドの活躍を描いたウェズリー・スナイプス主演『ブレイド』3部作(1998年〜2004年)。マーベル・コミックを実写映画化した同シリーズは、今もホラーアクション映画として根強い人気を集めている。
マーベル・スタジオが手がけるMCUの先駆けとなった同シリーズは、2019年にMCUリブート版『ブレイド』が製作されることが明らかになり、監督に『シュガーランドの亡霊たち』(2019年)のバッサム・タリク、脚本に「ウォッチメン」(2019年)のステイシー・オセイ=クフォーを迎え、『ムーンライト』(2016年)『グリーンブック』(2018年)で2度のアカデミー助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリが主演を演じることが決定している。
※以下、マーベル最新作『エターナルズ』のネタバレを含みます
「クールだけど怖かった」『エターナルズ』にブレイドとしてカメオ出演した心境を語る!
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現在大ヒット公開中のマーベル最新作『エターナルズ』のポストクレジットシーンにて、ごく普通の青年のふりを続けているデイン・ウィットマン(キット・ハリントン)が、とある部屋で「エボニー・ブレイド」を取り出すシーンが映し出された。そこでデインに語りかける声の主がブレイドだったことが監督のクロエ・ジャオによって明らかになった。
リブート版『ブレイド』の撮影前に、MCU作品『エターナルズ』で声の出演をすることになったアリは「クールだけど怖かった」とその当時の心境を明かしている。
「このような形で出演するなんて、本当にクールだけど怖かったよ。だって、撮影する前に声の出演をしているわけだからね。他の俳優と同様、自分の選択にはかなりこだわりを持っているけれど、このように早い段階で選択をしなければならないとなると、たとえセリフだけの出演であっても、非常にリアルな不安がよぎるものさ。そして、この経験が僕がこれから手がける役割をよりリアルなものにしてくれたよ」と心境を明かした。
「マーベルの世界は映画界の中でも明らかに一番大きなものだ。数年前のコミコンから始まり、今ではそのキャラクターの靴に足を踏み入れた初期の段階で、その世界に少しでも触れることができたことは、特別でクールなことだと感じているよ。これからブレイドを演じることにワクワクしているよ」と期待を寄せた。
元祖ブレイドのウェズリー・スナイプスがエール「アリは素晴らしい演技をするだろう」
He will do great 🙏🏿 https://t.co/11PeFroKUY
— Wesley Snipes (@wesleysnipes) November 11, 2021
『ブレイド』三部作で主演のブレイドを演じたスナイプスは「マハーシャラ・アリの幸運を祈るよ。彼は必ずや大ヒットするだろうけれど、ウェズリー・スナイプスを超えるのは難しいだろうね」という辛辣なツイートに反応し、「彼は素晴らしい演技をするだろう」とアリにエールを送った。
MCUリブート版『ブレイド』は、2023年全米公開予定。続報を待ちたい!