巨大宇宙船、エイリアンとの戦い、謎に満ちた星──壮大なスケールと映画史上初の設定によるエキサイティングなストーリーで、映画ファンを驚愕と歓喜の〈ニュー・ワールド〉へと連れ去る、新感覚 SF エンターテイメント『カオス・ウォーキング』が2021年11月12日(金)より公開となる。『ボーン・アイデンティティー』(2002年)『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)などで知られるヒットメーカーのダグ・リーマン監督が本作に惹かれた理由や、意外な人物が作品に関わっていたことを明かすメイキング映像が解禁になったぞ!
本作はガーディアン賞、カーネギー賞など、数々の名立たる文学賞を制するパトリック・ネスの傑作SF小説を映画化。主演は英国からハリウッドへ進出し、今や世界中から愛されているトム・ホランド。共演は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)でスターダムを駆け上がったデイジー・リドリーと、21世紀を代表する名優マッツ・ミケルセン。いたるところちりばめられた謎と、“ノイズ”によって、頭の中の思考や想像が露わとなる面白さに加えて、生まれて初めて女子を見る青年を演じるトム・ホランドの初々しさ爆発の演技がミックスされた新感覚のSF映画だ。
「『カオス・ウォーキング』には最初からやりがいを感じた」というダグ・リーマン監督。ダグ監督は自作のテイストを分析しながら、本作には『マルコヴィッチの穴』(1999年)や『エターナル・サンシャイン』(2004)などの脚本で知られるチャーリー・カウフマンも関わっていたことを明かす。「僕は簡単になりえるものをつい難しくしてしまう。『ボーン・アイデンティティー』は単純なスパイ映画だったかも。でもこの作品(『カオス・ウォーキング』)の脚本初稿はチャーリー・カウフマンだし、人の頭の中を可視化する演出にお決まりの方法はない」と。型にはまらない作品を世に送り出してきたダグ監督は、そのユニークな感性と視点で『カオス・ウォーキング』の世界も作りあげていったのだろう。
メイキング映像にはトム・ホランドとデイジー・リドリーが真剣に、ときに楽しそうに撮影に臨んでいる姿が記録されている。ダグ監督の演出を真剣な表情で聞く姿や、ペットボトルを手にスタッフと談笑するデイジー、命綱を付けて腕力オンリーで高所をよじ登っている場面や、鼻血メイクで演技プランを説明するトムホなど、劇中では見ることのできない貴重なショットの数々が映し出されている。
『カオス・ウォーキング』は、2021年11月12日(金)より全国公開
『カオス・ウォーキング』
西暦2257年、〈ニュー・ワールド〉。そこは、汚染した地球を旅立った人類がたどり着いた〈新天地〉のはずだった。だが、男たちは頭の中の考えや心の中の想いが、〈ノイズ〉としてさらけ出されるようになり、女は死に絶えてしまう。この星で生まれ、最も若い青年であるトッドは、一度も女性を見たことがない。
ある時、地球からやって来た宇宙船が墜落し、トッドはたった一人の生存者となったヴァイオラと出会い、ひと目で恋におちる。ヴァイオラを捕えて利用しようとする首長のプレンティスから、彼女を守ると決意するトッド。
二人の逃避行の先々で、この星の驚愕の秘密が明らかになっていく──。
制作年: | 2021 |
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監督: | |
出演: |
2021年11月12日(金)より全国公開