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「僕はスタートレックのカーク船長だけど、宇宙に行くのは怖い」宇宙から無事帰還したウィリアム・シャトナーがコメント発表!

「僕はスタートレックのカーク船長だけど、宇宙に行くのは怖い」宇宙から無事帰還したウィリアム・シャトナーがコメント発表!
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人気SFシリーズ『スタートレック』でカーク船長を演じた俳優ウィリアム・シャトナーが、米民間宇宙企業協力のもと宇宙旅行を実現! 「最も奥深い経験、感動で胸がいっぱい」と感動を語った。

シャトナーは、宇宙旅行を実現すべく、米アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスが設立した米民間宇宙企業ブルー・オリジン社と契約を結んだ。当初は2021年10月12日の打ち上げが予定されていたが、強風が予想されたため延期。現地時間10月13日の朝、シャトナーは同社のニューシェパードに他3人のクルーとともに搭乗し、11分間の宇宙体験を終えて砂漠に無事着陸した。90歳という年齢で宇宙旅行を実現したシャトナーは、今年7月にニューシェパードに搭乗した82歳のウォーリー・ファンクの最高齢記録を更新した。

「僕はカーク船長だけど、宇宙に行くのは怖い」

搭乗前のインタビューで「僕はカーク船長だけど、宇宙に行くのは怖いです。本当は怖くないんですよ。でも、本当は怖いんです。夏風邪のように治ったり治らなかったりするんです。」とちょっぴり弱気な心境も明かしていたシャトナー。

シャトナーは帰還後、宇宙旅行を実現してくれたベゾスに「宇宙は、彼らがずっと説明してきたものとはまるで違い、私がこれまでの人生で見たものとは違いました。あなた方が私に与えてくれたこの機会は、最も奥深い経験でした。感動で胸がいっぱいです。」と話した。

「私はただ、この状態から元に戻らないことを願っています。本当に素晴らしかったです。今感じていることを維持できるようにしたいです。それは、私や人生よりもはるかに大きなものでした。世界中の誰もが見る必要があります。とても感動しました。宇宙への冒険ではなく、出会った人々のおかげで人生が変わったんです。私たちの冒険はまだ始まったばかりですが、その始まりがいかに奇跡的であるか、その始まりに参加することがいかに特別なことであるかを実感しています」と続けた。

ブルーオリジン社のニューシェパードは、2021年7月に初の有人飛行で宇宙旅行を実現したばかり。同社公式サイトによると、同機体には6人の宇宙飛行士を搭乗可能で、完全自律型であるためパイロットは搭乗する必要がない。再利用可能なロケットとしても話題を集めており、2022年にはより多くの宇宙飛行を計画しているとのことだ。「宇宙旅行ビジネス」は旅行市場で大きな可能性を秘めていると言われており、将来『スター・ウォーズ』『スタートレック』などSF映画の舞台だった宇宙が、身近な旅行地になっていくのかもしれない…⁉︎

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