2021年10月1日(金)に公開がせまる『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。劇場公開を前に、アメリカでは関係者向けに上映会が開催され、「最高のアクション」「クレイグ版ジェームズ・ボンドの完璧なエンディング」といった称賛の声が続々と寄せられている!
ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドの一時代が終わりを迎えようとしている。『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)から15年にわたりボンドを演じてきたクレイグは、本作でボンド引退を発表した。本作は、『007』シリーズ史上最凶の敵と称されるサフィンが登場し、宿敵エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドとも対峙するというボンド史上最大の危機に直面する。クレイグのほか、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、レア・セドゥのメインキャストに加え、『ブレードランナー 2049』(2017年)のアナ・デ・アルマス、『キャプテン・マーベル』(2019年)のラシャーナ・リンチ、『アラジン』(2019年)のビリー・マグヌッセン、そして、敵サフィンを演じるオスカー俳優ラミ・マレックらが出演。
「大成功」と称賛の一方で…ボンド最新作は「賛否両論」⁉︎ そのワケとは‼︎
#NoTimeToDie is a triumph. A perfect ending for the Daniel Craig Era, it allows him & the franchise to go places rarely allowed in Bond. No note is false, no emotion squandered. The final needle drop broke me into tears. It's the next On Her Majesty's Secret Service. pic.twitter.com/Qt0KI7qTky
— Mike Reyes (@MrControversy83) September 28, 2021
米Cinemablend誌のボンド映画専門家マイク・レイエスは「本作は大成功だ。ダニエル・クレイグ時代の完璧なエンディングであり、彼は、ボンド作品ではなかなか許されなかったところまで行き着くことができた。」と称賛した。
No Time To Die is a solid Bond film – not on the level of Casino Royale/Skyfall, but also vastly superior to Quantum of Solace/Spectre. The plot is messy, but the action is top notch, there are some impressive surprises packed in, and it brings a satisfying end to the Craig era. pic.twitter.com/DomxIndvi8
— Evil Eric Eisenberg (@eeisenberg) September 28, 2021
同誌のエリック・アイゼンバーグは「堅実なボンド映画だ。『007 カジノ・ロワイヤル』や『007 スカイフォール』ほどではないが、『007 慰めの報酬』や『007 スペクター』よりもはるかに優れている。物語は混乱しているが、アクションは最高で、印象的なサプライズも盛り込まれており、クレイグの一時代に満足のいく終わりをもたらしていた。」と語る。
本作を賞賛する一方で、ボンドガールであり謎の美女パロマを演じるアナ・デ・アルマスの登場シーンが少なかったと嘆く声が目立った。
https://twitter.com/SassyMamainLA/status/1442978454803075076
ある記者は「アナ・デ・アルマスにすべての役を与えて! 彼女が本作にもっと出演してくれればよかったのに。彼女は面白くて、悪女で完璧だった。彼女を愛している。フィービー・ウォーラー=ブリッジは重く感じられたが、それは素晴らしい点だった。ダニエル・クレイグは素晴らしかった。ブラーボ!」と語っている。
Very much enjoyed #NoTimeToDie . Amazing stunts/car chases and really fun dialogue (you can spot Waller-Bridges' additions), but it definitely needed more Ana de Armas. Her and Lashana Lynch are both great, but Armas' bit is just too short. It's also at least 30 mins too long.
— Alex Ritman (@alexritman) September 28, 2021
米The Hollywood Reporter誌の記者は「本作は非常に楽しかった。スタントやカーチェイス、楽しい会話が素晴らしかった。しかし、間違いなくアナ・デ・アルマスのシーンがもっと必要だった。彼女とラシャーナ・リンチはどちらも素晴らしいが、アルマスの出演時間は短すぎた。」と綴った。
本作を称賛する声が多く綴られており、相次ぐ延期でも「待った甲斐があった!」と言える内容であることが期待できそうだ! クレイグ版ボンドが有終の美を飾る本作をぜひ劇場でチェックしたい。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、2021年10月1日(金)より全国公開。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
ボンドは00エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていた。しかし、CIAの旧友フィリックスが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者の救出という任務は、想像を遥かに超えた危険なものとなり、やがて、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うことになる。
制作年: | 2020 |
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監督: | |
脚本: | |
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吹替: |
2021年10月1日(金)全国ロードショー