ブラッドリー・クーパー&ケイト・ブランシェットを主演に迎えたギレルモ・デル・トロ監督最新作『ナイトメア・アレイ(原題)』の海外予告編が公開された。
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『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017年)でアカデミー作品賞を受賞したデル・トロ監督が手がける本作は、米作家ウィリアム・リンゼイ・グレシャムの同名小説を実写映画化。ブラッドリー・クーパーが、見せ物小屋の元従業員スタントン・カーライルを演じ、ケイト・ブランシェット演じる精神科医リリス・リッターと手を組んで大富豪から大金を騙し取ろうと企む姿が描かれる。次第に、リッターがカーライルをも超える危険な野心を見せ始め、巧みに人を操る詐欺師であるカーライルの正体を暴き始める―—というストーリーだ。
このたび公開された海外予告編では、見せ物小屋で働き始めたスタントン・カーライルが、学んだ読心術を駆使して犯罪に手を染め始める様子が描かれている。リリス・リッターの不気味な高笑いが響く中、「彼は人間なのか、それとも獣なのか」というナレーションが、カーライルの人々を巧みに操る残酷さを物語る。ノワールスリラー感たっぷりの予告編に仕上がっている!
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アカデミー賞有力作と話題になっている本作には、『アリー/スター誕生』(2018年)のブラッドリー・クーパー、オスカー女優のケイト・ブランシェット、『キャロル』(2015年)のルーニー・マーラ、『永遠の門 ゴッホの見た未来』(2018年)のウィレム・デフォー、『ヘレディタリー/継承』(2018年)のトニ・コレット、『シェイプ・オブ・ウォーター』のリチャード・ジェンキンス、『映画 モンスターハンター』(2020年)のロン・パールマンなど豪華俳優陣が出演する。
監督のデル・トロが明かす「スーパーナチュラル要素はなく、本当にダークな物語」
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デル・トロは米Collider誌のインタビューで、本作は「スーパーナチュラルな要素はなく、本当にダークな物語」と明かしている。
「1992年、タイロン・パワー主演の『悪魔の往く町』(1947年)を観る前に、ロン・パールマンから原作をもらって、僕はとても気に入ったよ。ダークな要素が含まれていて、私の映画ではノワールをやりたいと思っていた。ホラーであり、ノワールでもある。そして、社会の裏側を描いた映画を製作する初めてのチャンスだったね。本作にはスーパーナチュラルな要素はないよ。ただ、まっすぐで、本当にダークな物語だ。」と語った。
『ナイトメア・アレイ(原題)』は、2021年12月に全米公開予定。日本での公開日は未定だ。
『ナイトメア・アレイ(原題)』
制作年: | 2022 |
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監督: | |
出演: |