米パラマウント・ピクチャーズは、『トップガン マーヴェリック』と『ミッション:インポッシブル7(仮題)』の全米公開延期が決定した。
『トップガン』(1986年)の続編最新作『トップガン マーヴェリック』は、2021年11月全米公開から2022年5月へと延期が決定。『ミッション:インポッシブル7』も、2022年5月全米公開から2022年9月に延期が決まった。新型コロナウイルスのデルタ株のまん延による影響で、全米の劇場動員が激減していることが延期の理由だとしている。度重なる公開延期に、ファンの間では配信での公開に関する憶測が流れているが、製作をつとめるトム・クルーズによる劇場でのみ公開する方針に変わりはないという。
【お知らせ】
— 『トップガン』公式 (@TopGunMovie_jp) September 2, 2021
この度、『#トップガン マーヴェリック』の全米公開が2022年5月27日(金)に公開延期となりました事を受け、2021年11月19日(金)の日本公開が延期となりましたことをお知らせ致します。
新たな日本公開日につきましては、改めて発表とさせていただきます。
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今回の発表を受け、『トップガン マーヴェリック』の新たな日本公開日は、後日改めて発表される旨の声明が発表された。同作は、前作『トップガン』から30年ぶりに製作された続編。クルーズのほか、ヴァル・キルマー、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、エド・ハリスら出演。キャストたちが果敢に挑んだスタントによる圧巻のスカイ・アクションに注目が集まる。
シリーズ累計3000億円以上の興行収入を記録している『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作となる『ミッション:インポッシブル7』は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で7度にわたって撮影が延期されており、現在も英国で撮影が続いている。
また、同社は『ジャッカス・フォーエバー(原題)』の公開延期も発表しており、2021年中に公開される映画が2022年公開となったことで、同社が配給する映画が2021年の残りの期間に公開される予定はなくなった。
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『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の全米公開も延期
同社の発表に続き、米ソニー・ピクチャーズは『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の全米公開日を2021年11月19日に変更した。
続々と公開延期が決定していく中で、2021年10月には、トム・ハーディ主演最新作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』と、その一週間後にはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督SF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』の全米公開を控えている。
新型コロナウイルスの一日も早い収束を願うばかりだ。