ブリー・ラーソン主演『ルーム』(2015年)やフローレンス・ピュー主演『ミッドサマー』(2019年)など数々の話題作を生み出しアカデミー賞ノミネートの常連となりつつある新進気鋭の製作会社A24。彼らがこれから世に送り出す2021年公開予定の超注目最新作をご紹介したい!
『ザ・グリーン・ナイト(原題)』2021年7月30日全米公開・日本公開未定
イギリスで古くから伝わる中世文学「ガウェイン卿と緑の騎士」を元にしたファンタジー映画。グリーン・ナイト(緑の騎士)と呼ばれる木の巨人と対決するため旅に出るガウェイン卿(デヴ・パテル)の物語を描く。ガウェインは、家族や王国の目に自分の価値を証明するために、幽霊や巨人、盗賊、そして究極の“敵”に立ち向かう。監督は『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』(2017年)のデヴィッド・ロウリー。『ホテル・ムンバイ』(2018年)のデヴ・パテル、『ジェイソン・ボーン』(2016年)のアリシア・ヴィカンダー、『ある少年の告白』(2018年)のジョエル・エドガートンら出演。
『ラム(原題)』2021年10月8日全米公開・日本公開未定
アイスランドの田舎に住む子供のいない羊飼いの夫婦が、ある日、羊小屋で驚くべき発見をする—。羊から生まれた衝撃の“生き物”とは⁉︎
『プロメテウス』(2012年)のノオミ・ラパス主演、ウラジミール・ヨハンソン監督の長編映画デビュー作。ヒルミル・スナイル・グズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソンら共演。
『レッド・ロケット(原題)』
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テキサスの小さな故郷に戻ってきた、落ちぶれポルノスターを描くサイモン・レックス主演のコメディドラマ映画。A24が手がけた映画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2017年)で人間ドラマをリアルに描いたショーン・ベイカーが本作の監督をつとめる。
『ザ・トラジェディ・オブ・マクベス(原題)』
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『イコライザー』シリーズ(2014年〜)のデンゼル・ワシントン、『ノマドランド』(2020年)のフランシス・マクドーマンドが豪華共演。ウィリアム・シェイクスピアが手がけた4大悲劇の一つ、戯曲「マクベス」を実写映画化。監督は、コーエン兄弟の兄ジョエル・コーエン。年内の全米劇場公開に加え、米動画配信サービス「Apple TV+」で公開予定。
『プレジャー(原題)』
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ソフィア・カペル主演。世界一のポルノ女優になると夢見てスウェーデンからロサンゼルスにやってきたポルノスター志望の女性を主人公に、ロサンゼルスのポルノ業界を赤裸々に描く。監督はスウェーデン出身のニンジャ・サイバーグ。2021年度サンダンス映画祭ワールド・シネマ・ドラマティック・コンペティション部門出品作品。
『アフター・ヤン(原題)』
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幼い娘の最愛の友達であるAIアンドロイド「ヤン」が故障し、ジェイク(コリン・ファレル)は彼を修理する方法を探す。その過程で、ジェイクは人生を再発見し、妻(ジョディ・ターナー=スミス)や娘と再会を果たす。監督・脚本は『コロンバス』(2017年)のコゴナダ。2022年全米公開予定の『ザ・バットマン』に出演するコリン・ファレル、『クイーン&スリム』(2019年)のジョディ・ターナー=スミス、「アンブレラ・アカデミー」(2019年〜)のジャスティン・H・ミンら出演。
『ザ・スーヴェニア・パート2(原題)』
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1980年代を舞台に、イギリスの映画学校に通う主人公ジュリーと、薬物中毒を隠し、信用できない年上のダメ男とのロマンスが描かれた前作『ザ・スーヴェニア(原題)』(2019年)。パート2の本作では、ジュリーは失恋の悲しみから立ち直るべく、その経験を題材にした最後の学生映画の製作に専念する。監督はジョアンナ・ホッグ。主人公ジュリーを演じるオナー・スウィントン・バーンと、スウィントン・バーンの母でオスカー女優のティルダ・スウィントンが前作に続き親子共演を果たす。
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どれもこれも話題になりそうな作品ばかりだ。日本での公開を待ちたい!