ウェス・アンダーソン監督待望の最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』が、 第74回カンヌ映画祭コンペティション部門へ正式出品され、レッドカーペットにウェス・アンダーソン監督をはじめ、豪華な俳優陣が登場!
『ダージリン急行』(2007年)、『ファンタスティック・Mr.FOX』(2010年)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2013年)といった名作の数々を生み出したウェス・アンダーソン監督の記念すべき第10作目を飾る最新作『フレンチ・ディスパッチ』で描かれるのは、20世紀フランスの架空の街にある米国新聞社の支局で活躍する、一癖も二癖もある才能豊かな編集者たちの物語。ストーリーは三部構成で、画面のいたるところにはウェス・アンダーソンらしいユニークな演出が散りばめられている。
世界的なパンデミックにより、約2年ぶりの開催となったカンヌ映画祭。会場は大勢のマスコミ陣と、ファンたちでにぎわい、大盛況!そんな中、ウェス・アンダーソン監督率いる豪華俳優陣が、今年は定番の黒塗りのセダンではなく、出演者全員が乗り合わせてバスで登場。
レッドカーペットに現れたのは、ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、ティモシー・シャラメ、リナ・クードリ、ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、マチュー・アマルリック、スティーヴン・パーク、そして音楽を担当したアレクサンドル・デスプラ。カメラマンたちからはフラッシュの嵐が巻き起こり、ファンからは黄色い歓声が飛び交った。
ティモシー・シャラメやオーウェン・ウィルソンらは、サインやセルフィーなどのファンからの要望に応える姿も。また、ウェス・アンダーソン監督は自らのスマホを持ちだし、全員で記念撮影をするなど、ウェス組らしいアットホームなレッドカーペットとなった。
このあと開催された公式上映は、事前の予約開始と共に大量の申し込みが殺到し、瞬く間に満員御礼に。上映後は約9分間ものスタンディングオベーションが起き、Telegraph誌の5つ星をはじめ、米批評家たちによる辛口レビューサイトRotten Tomatoesでは、100%FRESH(2021年7月13日時点)と各方面で大絶賛されている。
好調なスタートをきったウェス・アンダーソン監督最新作は、果たして最高賞であるパルム・ドールを受賞するのか!? 期待が高まる。
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』は、2022年、全国公開
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
制作年: | 2021 |
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監督: | |
脚本: | |
出演: |
2022年、全国公開