『シカゴ7裁判』(2020年)のヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世×『ワンダヴィジョン』(2021年)のテヨナ・パリス主演リブート映画『キャンディマン(原題)』の海外予告編が新たに解禁された!
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1992年に公開されたホラー映画『キャンディマン』のリブート版となる本作は、『キャンディマン』の30年後が舞台。鏡の前で5回名前を呼ぶと殺人鬼・キャンディマンが現れる……という都市伝説に取り憑かれたビジュアル・アーティストのアンソニー・マッコイ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)が、その都市伝説をアートに変えたいという欲望から恐ろしい物語を蘇らせるという。
このたび公開された予告編では、ウィリアム・バーク(コルマン・ドミンゴ)が、長きにわたり伝わる都市伝説を語り、アンソニー・マッコイに「近づくな」と警告する場面から始まる。当然ながら、アンソニーはその警告に耳を貸さず、恋人ブリアナ・カートライト(テヨナ・パリス)に「この物語と僕には本当につながりがあると感じる」と話す。アンソニーは恋人の反対を押し切り、心が導かれるがままに伝説を蘇らせようとするのだった。再びキャンディマンが人々を恐怖に陥れてしまうのか⁉︎ スリリングな予告編に仕上がっている!
「黒人が経験する二面性について考えさせられた」監督が明かす
キャンディマンは、生前は人気画家の青年だったが、白人女性と恋に落ちたことで虐殺されてしまった黒人男性。その後、語り継がれる殺人鬼に化してしまった。2020年にアメリカで発生した黒人男性のジョージ・フロイド死亡事件では、今も残る人種差別に対して抗議活動が世界的に行われた。本作の監督をつとめる『ヘヴィ・ドライヴ』(2018年)のニア・ダコスタは、本作と同事件の共通点を語り、現在も黒人が経験する“二面性”が垣間見れると示唆した。
「私は、アメリカの黒人が経験する二面性について考えさせられました。ある意味でそれは、私たち自身や人生、自由、可能性を祝うものです。一方では、信じられないほど困難で、たくさんの痛みがあります。両者は手を取り合っているようなものです。それはこの映画でも言えることだと思います。ほろ苦い希望が残っています。」と語った。
トニー・トッドが再びキャンディマンを再演するのか⁉︎ とネット上では話題で持ちきりだ!
『キャンディマン』は、2021年8月に全米公開予定。日本での公開は未定だ。続報に期待したい!
『キャンディマン』
鏡の前でその名を5回唱えると現れるといわれる“キャンディマン”の都市伝説。1992年のホラー映画『キャンディマン』の "スピリチュアルな続編 "として、伝説の舞台となったシカゴに戻ってくる。
制作年: | 2020 |
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