北欧の至宝マッツ・ミケルセンが主演を演じ、彼の人気を不動のものにした人気海外ドラマ「ハンニバル」(2013年〜2015年)。今でも一部のファンを熱狂させ続けているレクター博士とウィル・グレアムの危ない関係「ハンニグラム」について「実は2人がキスしそうになっていた」とマッツが激白!
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同ドラマシリーズで特に注目を集めたハンニバル・レクター博士を演じたマッツと捜査官ウィル・グレアムを演じたヒュー・ダンシーの関係性は、一部の「ファンニバル」を熱狂させ続けている。「ハンニバルは俺の事が好きなのか…?」といったドキッとするようなシーンが盛り込まれ、2人は常に危険な香りが漂う関係性を保ち続けていた。
レクター博士とウィルのキスシーンはあからさますぎた⁉︎
マッツは米Vulture誌のインタビューで、シーズン3の最終話で2人がキスをするアイデアがあったこと、そしてマッツとヒューがそのアイデアに乗り気だったことを明かした。
「最後のシーンで、お互いに見つめ合っているところを、実際に何テイクかやってみたんだ。そしたら、ほとんどキスみたいになってしまっていたんだ。私とヒューは、“いいね。2、3テイクあるんだから、1回キスをしてみよう。クールかもしれないし”という感じだったよ。」とマッツは話した。
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しかし、そのアイデアは脚本のブライアン・フラーによって却下され、キスシーンの撮影が行われることはなかったそう。マッツはその理由を明かしている。
「結局、キスはしなかったよ。ブライアンはそのアイデアを気に入ってたけど、彼は“やりすぎだよ、みんな。あまりにもあからさま過ぎるよ”と言っていた。彼の言う通りだったよ。私たちはその点にこだわりすぎていたのだと思う。多くのファンニバルもそれを望んでいたからね。この作品は、BL要素のあるファンアートの題材にもなっている。それには理由があって、2人が多くの点でまるで双子のように一体化しているからなんだ。しかし、私たちはこれを肉体的なものにはしたくなかった。それよりもずっと大きなものを描いていたからね。」とマッツは明かした。
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マッツ、ハンニバル再演を熱望!
「ハンニバル」のシーズン4を熱望する声や、製作されるという噂は後を絶たない。マッツは、シーズン4を実現させるためには多大な労力が必要であるにもかかわらず、ハンニバルを演じ続けることを強く望んでいると語った。
「ハンニバルを演じるという仕事自体は、長時間にわたる過酷なものだ。撮影ギリギリに台本が送られてくる事もある。テレビだから、やっていることは手の込んだものだった。台本はIQの高いテキストで、モノローグやダイアログは、常に美術や音楽に関するものだった。また、時には日本語やハンガリー語など、聞いたこともないような言葉を覚えなければならなかった。しかも、台本が手元に来るのが遅い時には、2時間以内に覚えなきゃならなかった事もある。しかし、そうとは言っても、私はやはりハンニバルを再演したいと思っているよ。もし1シーズンだけでもチャンスが与えられるとしたら、彼は驚くべき見事な方法で着実にシーズンを終えることができるだろう。」とマッツは語った。
第93回アカデミー監督賞、国際長編映画賞2部門ノミネートのマッツ主演最新作『アナザーラウンド』は、2021年9月3日(金)より全国公開。
「ハンニバル」は、動画配信サービスHuluで配信中。
『ハンニバル』
FBIで働く優秀な精神科医ハンニバル・レクター。その仕事は、連続殺人犯の精神を見ることができるという天賦の才能を持ちながら、同時にそれに悩まされている特別調査官ウィル・グレアムを助けることだった。当初はウィルの精神状態を診る役目だったレクターだが、徐々に犯行現場にも立ち会う様になる。捜査でウィルに協力しながら、本性を覗かせていくレクター。善と悪の狭間を彼は歩いていく。
制作年: | 2013 |
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