プリヤンカー・チョープラーとニック・ジョナス夫妻が、アカデミー賞公式サイトやSNSで配信された映像に出演し、第93回アカデミー賞の全23部門のノミネート作品の発表を行った。授賞式は、日本時間の2021年4月26日(月)に開催予定。
最多ノミネートは、10部門にノミネートされたNetflixの『Mank/マンク』!今年のアカデミー賞でも最有力候補との呼び声高い『ノマドランド』や『ミナリ』はそれぞれ6部門にノミネートされた。また、女性監督が初めて監督賞部門で複数のノミネート(『ノマドランド』のクロエ・ジャオと『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネル)を獲得して歴史に名を刻んだ。
また、今年は新型コロナウイルス感染拡大による劇場閉鎖の影響で、ハリウッドではストリーミングが定着した年だった。その影響から、アカデミー賞でもNetflixの『Mank/マンク』『シカゴ7裁判』『マ・レイニーのブラックボトム』、Amazon Primeオリジナル作品『あの夜、マイアミで』『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』、ディズニープラス『ソウルフル・ワールド』など多くの配信作品がノミネートを席巻。
故チャドウィック・ボーズマンは『マ・レイニーのブラックボトム』での素晴らしい演技により主演男優賞にノミネート!『ブラックパンサー』の共演者ダニエル・カルーヤは『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア(原題)』での助演男優賞の有力視されている。また、マッツ・ミケルセン主演の『アナザー・ラウンド』が国際長編映画賞と監督賞の候補になっている。
https://www.instagram.com/p/CMaKkcQsZRB/
第93回アカデミー賞ノミネート作品
■作品賞
『ファーザー』
『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア(原題)』
『Mank/マンク』
『ミナリ』
『ノマドランド』
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
『シカゴ7裁判』
■監督賞
トマス・ヴィンターベア『アナザー・ラウンド(英題)』
デヴィッド・フィンチャー『Mank/マンク』
リー・アイザック・チョン『ミナリ』
クロエ・ジャオ『ノマドランド』
エメラルド・フェネル『プロミシング・ヤング・ウーマン』
■主演男優賞
リズ・アーメッド『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
チャドウィック・ボーズマン『マ・レイニーのブラックボトム』
アンソニー・ホプキンス『ファーザー』
ゲイリー・オールドマン『Mank/マンク』
スティーヴン・ユァン『ミナリ』
■主演女優賞
ヴィオラ・デイヴィス『マ・レイニーのブラックボトム』
アンドラ・デイ『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(原題)』
ヴァネッサ・カービー『私というパズル』
フランシス・マクドーマンド『ノマドランド』
キャリー・マリガン『プロミシング・ヤング・ウーマン』
■助演男優賞
サシャ・バロン・コーエン『シカゴ7裁判』
ダニエル・カルーヤ『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア(原題)』
レスリー・オドム・Jr『あの夜、マイアミで』
ポール・レイシー『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
ラキース・スタンフィールド『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア(原題)』
■助演女優賞
マリア・バカローヴァ『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
グレン・クローズ『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』
オリヴィア・コールマン『ファーザー』
アマンダ・サイフリッド 『Mank/マンク』
ユン・ヨジョン『ミナリ』
■脚色賞
サシャ・バロン・コーエン、アンソニー・ハインズ、ダン・スウィマー、ピーター・ベイナム、エリカ・リヴィノジャ、ダン・メイザー、ジーナ・フリードマン、リー・カーン、ニーナ・ペドラド『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
フロリアン・ゼレール、クリストファー・ハンプトン『ファーザー』
クロエ・ジャオ『ノマドランド』
ケンプ・パワーズ『あの夜、マイアミで』
ラミン・バーラニ『ザ・ホワイトタイガー』
■脚本賞
ウィル・バーソン、シャカ・キング『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア(原題)』
リー・アイザック・チョン『ミナリ』
エメラルド・フェネル『プロミシング・ヤング・ウーマン』
ダリウス・マーダー、エイブラハム・マーダー『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
アーロン・ソーキン『シカゴ7裁判』
■国際長編映画賞
『アナザー・ラウンド(英題)』
『少年の君』
『コレクティヴ(英題)』
『皮膚を売った男』
『クオ・ヴァディス、アイダ?(原題)』
■長編アニメ映画賞
『2分の1の魔法』
『フェイフェイと月の冒険』
『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』
『ソウルフル・ワールド』
『ウルフウォーカー』
■長編ドキュメンタリー賞
『コレクティヴ(英題)』
『ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明け』
『老人スパイ』
『オクトパスの神秘: 海の賢者は語る』
『タイム』
■撮影賞
ショーン・ボビット『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア(原題)』
エリク・メッサーシュミット『Mank/マンク』
ダリウス・ウォルスキー『この茫漠たる荒野で』
ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ『ノマドランド』
フェドン・パパマイケル『シカゴ7裁判』
■編集賞
ヨルゴス・ランプリノス『ファーザー』
クロエ・ジャオ『ノマドランド』
フレデリック・トラバル『プロミシング・ヤング・ウーマン』
ミッケル・E・G・ニルソン『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
アラン・ボームガーテン『シカゴ7裁判』
■美術賞
ピーター・フランシス、キャシー・フェザーストーン『ファーザー』
マーク・リッカー、カレン・オハラ、ダイアナ・ストウトン『マ・レイニーのブラックボトム』
ドナルド・グレアム・バート、ジャン・パスカル『Mank/マンク』
デビッド・クランク、エリザベス・キーナン『この茫漠たる荒野で』
ネイサン・クロウリー、キャシー・ルーカス『TENET テネット』
■衣装デザイン賞
アレクサンドラ・バーン『エマ.(原題)』
アン・ロス『マ・レイニーのブラックボトム』
トリッシュ・サマーヴィル『Mank/マンク』
ビナ・ダイヘレル『ムーラン』
マッシモ・チェッケリーニ『ピノキオ(原題)』
■メイク&ヘア賞
『エマ.(原題)』
『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』
『マ・レイニーのブラックボトム』
『Mank/マンク』
『ピノキオ(原題)』
■作曲賞
テレンス・ブランチャード『ザ・ファイブ・ブラッズ』
トレント・レズナー、アッティカス・ロス『Mank/マンク』
エミール・モッセリ『ミナリ』
ジェームズ・ニュートン・ハワード『この茫漠たる荒野で』
トレント・レズナー、アッティカス・ロス、ジョン・バティステ『ソウルフル・ワールド』
■歌曲賞
H.E.R. 「Fight For You」(『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア(原題)』)
ダニエル・ペンバートン&セレステ・エピファニー・ウェイト「Hear My Voice」(『シカゴ7裁判』)
サヴァン・コテチャ、リカード・ゴランソン、Fat Max Gsus「Húsavik (My Hometown)」(『ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜』)
ダイアン・ウォーレン、ラウラ・パウジーニ、ニッコロ・アリアルディ「Io Sì (Seen)」(『これからの人生』)
レスリー・オドム・Jr&サム・アシュワース「Speak Now」(『あの夜、マイアミで』)
■音響賞
『グレイハウンド』
『Mank/マンク』
『この茫漠たる荒野で』
『ソウルフル・ワールド』
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
■視覚効果賞
『ラブ・アンド・モンスターズ(原題)』
『ミッドナイト・スカイ』
『ムーラン』
『ゴリラのアイヴァン』
『TENET テネット』
■短編アニメ映画賞
『夢追いウサギ』
『ゲニウス・ロキ(原題)』
『愛してるって言っておくね』
『オペラ(原題)』
『イエス・ピープル(原題)』
■短編ドキュメンタリー賞
『コレット(原題)』
『ア・コンチェルト・イズ・ア・カンバセーション(原題)』
『ドゥ・ノット・スプリット(原題)』
『ハンガー・ウォード(原題)』
『ラターシャに捧ぐ ~記憶で綴る15年の生涯~』
■短編実写映画賞
『フィーリング・スルー(原題)』
『ザ・レター・ルーム(原題)』
『プレゼント』
『トゥ・ディスタント・ストレンジャーズ(原題)』
『白い自転車』