米国の現地時間2021年3月14日(日)、第63回グラミー賞授賞式が開催され、受賞者が発表された。映画、テレビその他映像部門では、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌を歌うビリー・アイリッシュが最優秀楽曲賞を受賞!『ジョーカー』(2019年)が最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞、『ジョジョ・ラビット』(2019年)が最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞を受賞した。
https://www.instagram.com/p/CMaccLQBCqA/?utm_source=ig_web_copy_link
5度のグラミー受賞歴を持つ歌手ビリー・アイリッシュは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time No Die」で、劇場公開されていない映画としては史上初となるグラミー最優秀楽曲賞(映画、テレビ、その他映像部門)を受賞した。候補者には、『キャッツ』(2019年)のために書き下ろした楽曲「Beautiful Ghosts」のテイラー・スウィフト、『アナと雪の女王2』(2019年)の「Into The Unknown」を歌うイディナ・メンゼルなど錚々たる歌手がノミネートされていた。
ホアキン・フェニックス主演作『ジョーカー』のサウンドトラックは、第92回アカデミー作曲賞に続き、グラミー最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞(映画、テレビ、その他映像部門)を受賞。『アド・アストラ』(2019年)や『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019年)などの作品をおさえ受賞となった。作曲を手がけたヒルドゥル・グーナドッティルは、昨年2020年にも『チェルノブイリ』(2019年)で同賞を受賞しており、2年連続の受賞となった。
https://www.instagram.com/p/CMad01ThVOH/
第92回アカデミー脚色賞を受賞したタイカ・ワイティティ監督の『ジョジョ・ラビット』は、グラミー最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞を受賞、ワイティティ監督は祝福のツイートを「爆笑 なんてことだ」と引用リツイート。
現在、ワイティティはオーストラリアで『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』の撮影に臨んでいる。
Lol wtfffff https://t.co/y8MSNTaUrn
— Taika Waititi (@TaikaWaititi) March 14, 2021
最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、3度の公開延期を経て、2021年10月に全米公開予定。日本では2021年公開となっている。今度こそ延期せずに公開していただきたいところだ!