動画配信サービスAmazon Prime Videoにて、80年代に大ヒットしたエディ・マーフィ主演のコメディ映画『星の王子 ニューヨークへ行く』(1988年)待望の続編『星の王子 ニューヨークへ行く 2』を240を超える国と地域で、いよいよ本日より配信開始!そして配信開始を記念して、本作の吹き替え声優を務める山寺宏一氏、江原正士氏からコメントが到着した。さらに、新たなキャラクターポスターも解禁されたぞ。
本作は、緑豊かな王国ザムンダで新たに戴冠した国王アキーム(エディ・マーフィ)と彼の親友セミ(アーセニオ・ホール)が、30 年以上の時を経て前作の舞台でもあるニューヨークのクイーンズとザムンダを舞台に、まったく新しい陽気な物語を繰り広げるコメディ映画作品です。前国王のジョフィ・ジャファ(ジェームズ・アール・ジョーンズ)、クイーン・リサ(シャーリー・ヘドリー)、クレオ・マクダウェル(ジョン・エイモス)、モーリス(ルーイ・アンダーソン)や、前作にも登場したファンにはおなじみの床屋の店員など、『星の王子 ニューヨークへ行く』のオリジナルキャストが出演しています。
吹き替え声優を務める山寺宏一氏、江原正士氏からコメントが到着!
『星の王子 ニューヨークへ行く 2』の配信開始を記念して、主人公アキーム国王(エディ・マーフィ)を演じる山寺宏一氏と、シリーズ初登場となるイジー将軍(ウェズリー・スナイプス)を演じる江原正士氏に本作への熱い想いを語ってもらった!
―前作から実に 30 年以上ぶりに続編が制作されると聞いた時の感想を教えて頂けますでしょうか?
山寺:僕は2回吹き替えで参加している思い入れの深い作品なので、続編が出来る事は本当に嬉しかったです。ただ、エディ・マーフィ演じるアキーム役ができるかどうか、それが唯一の気がかりだったので、本当によかったな、と思います。もちろん江原さんがアキーム役になってもね、そりゃあもちろん……。
江原:もちろん……?って、何かな(笑)?はっきり言ってくれよ~(笑)。
山寺:どうしてもやりたかったんで!すみませんけど、ありがとうございます!って感じです。今回は山寺がゲットしました!エディ・マーフィ(アキーム役)、頑張りました!
(一同:笑笑)
江原:僕は残念ながら前作には出演していなかったので、初めて聞いた時は「2!? 2 作るの!? 作ったの!?」ってびっくりしました。第1作から、かなり時間が経っていたので。ということは、ひょっとしたら僕のやった続編のなかった作品も、(2)が出るのかな?、という期待感を持ってしまうんですがー、どうでしょうか(笑)。
山寺:もう他の作品に思いを馳せてる(笑)。
(一同:笑笑)
江原:ただ、ウェズリー・スナイプスが『デモリションマン』(1993年)の時のように元気になって戻ってきてくれたので、それは大変嬉しかったです。
―アキーム国王とイジー将軍をそれぞれ演じられて、いかがでしたか?
山寺:僕は楽しかったです。もちろんずっとやりたかったと思っていましたから。エディ・マーフィの作品は一昨年に『ルディ・レイ・ムーア』(2o19年)という作品をやらせて頂いていて、あの作品もコメディと言えばコメディなのですが、結構アクが強い感じだったんです。本作のような「家族そろってみんなで楽しめるコメディ」っていうのをエディ・マーフィにやって欲しいと思っていたので、そのエディ・マーフィが演じるアキーム役を演じる事が出来て、とても嬉しかったです。それだけじゃなく、エディは他の役でも出演していて、そこでも思い切り遊ぶので!やっぱり「色んなキャラクターを演じ分ける」というのが僕の一つの武器というか。そういう部分でも、最高に楽しかったです。
江原:この映画はやっぱりエディ・マーフィの映画で、それに対してウェズリー・スナイプスは盛り上げる語り役ということで参加しているんですが、そのエディに対しての寄り添い方が僕は見ていて微笑ましいといいますか、思う存分楽しんで作品を盛り上げようとしているところがとても好ましく思いました。また、先程のお話しにあったように『ルディ・レイ・ムーア』という作品にも彼らは久しぶりに出ておりますので、そのこともあって既に良い関係が出来ているのかな、と思いながら僕も楽しんでやらせて頂きました。
―お気に入りのシーンや、ぜひ見てほしいというシーンを教えてください。
山寺:1作目でもあった理髪店のシーンですね!今回もちゃんと出てきます。もうエディ・マーフィはそういうのやりたくてしょうがないんでしょうね。あのキャラクターとか全部エディ・マーフィが自分で考えているってことですから。クラレンスもソウルも健在でした!アーセニオ・ホールと二人で、何役も理髪店の中で演じているので、あそこはもう最高ですねぇ。それにトレーラーを見るとそこだけすごい長尺で使われていて(笑)、周りの期待度の表れを感じますね。
もう一つ挙げるとしたら、1 作目でも大好きだった謎の歌手ランディ・ワトソンが登場するシーンです。そのキャラが最高なので!彼も本作の後半出てきますので、そこもお気に入りのシーンではあります。
江原:僕の場合は、エディ・マーフィ演じるアキーム国王をイジー将軍が脅すシーンで、脅した後帰り際に突然「ア・ドゥーザカ・エッ!」という奇声を発するんですよ。そして次に脅しに来た時には「ガガ・ズ!」という奇声をまた発して(笑)。何の意味があるのかな、と思うんですが、あまりに唐突すぎてとても耳に残るんですよね(笑)。芸風を変えたのかな、とも思ったんですが(笑)。そのシーンがお気に入りですね。
―本作で好きなキャラクターを教えてください。
山寺:先程お話したランディ・ワトソンも大好きなのですが、他ではアーセニオ・ホール演じるババですね!本作で初登場の新しいキャラクターになるのですが、強烈ですよ!とにかくキャラが面白いんですよ。
江原:僕はもちろんイジー将軍です!ウェズリー・スナイプスが元気に演じているので、是非皆さんに観て頂きたいです!
―本作の配信を楽しみにしているファンの皆様へメッセージをお願いします。
山寺:とにかく笑って元気になれる、コロナ渦だからこそ観て頂きたい作品です!しかも、家族の絆や子を思う親の気持ちも描いているので、いろんな世代の方に楽しんで貰えると思います。
江原:構えずにリラックスして観て楽しんでみてください。バカやってるなあ~と思って観てもらえたら最高です!(笑)楽しい映画ですよ!
山寺:これをきっかけに 80 年代のコメディ全盛だった頃のような作品、もちろん続編とかではなくて新たにでも良いから、こういう作品がどんどん作られていったらいいなと僕は感じます。声優としても、コメディっていうのは難しいけれどやっていて本当に楽しいんです。
江原:こういうご時世でもあるので、楽しい方が良いと思うんですよね。やっぱり笑いが必要だと思います。
山寺:捻った笑いもいいけど、捻り過ぎないのも良いですよね(笑)。
江原:そうそう(笑)。皆さんも是非一緒に笑いに参加してください!
『星の王子 ニューヨークへ行く 2』は、Amazon Prime Video で配信中
『星の王子 ニューヨークへ行く 2』
アキ―ムとセミが帰ってきた!舞台は緑豊かなザムンダ王国。新国王アキ―ムと忠実な友、セミは偉大なるアフリカを出て、すべてが始まった場所、ニューヨークのクイーンズ地区へと再び旅立つのである。新たなドタバタと冒険の旅が今、始まる。
制作年: | 2020 |
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監督: | |
出演: |
Amazon Prime Video で配信中