“龍の王国”を舞台に繰り広げられる少女ラーヤの戦いと成長を描く壮大なスペクタクル・ファンタジー『ラーヤと龍の王国』が、いよいよ2021年3月5日(金)より映画館とDisney+プレミア アクセスにて同時公開される。
https://youtu.be/nw42v4vLrPQ
ヒロインは、父を失い自分だけを信じ突き進んできた、“ひとりぼっち”の少女・ラーヤ。<龍の王国>クマンドラは、かつて平和なひとつの国だったが、邪悪な魔物によって人々が“信じあう心”を失い、バラバラになってしまう。
王国を救うため、<龍の石>の守護者一族の娘であるラーヤは相棒・トゥクトゥクと共に、かつて魔物を退けたという伝説の“最後の龍”シスーを見つけ出し、彼女の力を蘇らせようと旅に出る。
メガホンを取るのは、日本でも大ヒットし、アカデミー長編アニメーション賞を受賞した『ベイマックス』(2014年)のドン・ホールと『ブラインドスポッティング』(2018年)のカルロス・ロペス・エストラーダの二人。製作は、『モアナと伝説の海』(2016年)のオスナット・シューラー、『アナと雪の女王』シリーズ(2013年〜)のヒットメーカー、ピーター・デル・ヴェッコ。
分断された現代の世界にリンクする“信じあう心”が物語のテーマに
最強のフィルムメイカーたちが集結した本作で、彼らがテーマに選んだのは、“信じあう心”だ。物語はバラバラになった国を舞台に進んでいくが、ドン・ホール監督は「かつて一つだった国が5つに分かれたという設定は、今日にとても通じる、“信頼”について語るのにぴったりだと感じたのさ。」と明かす。
奇しくも世界中の至る所が“分断”され、そのストーリーは現代ともリンクする内容だが、監督は「今の世の中を見てそうしようと決めたわけではない。自然にそう決まったんだ。」と説明。「制作作業を進めていくうちに、それはますます納得がいくテーマになっていったよ。」と語り、手ごたえを滲ませる。
さらに本作は、世界を変えるという使命のために戦い続けるラーヤの勇敢な姿はもちろん、仲間たちの存在や力強い言葉によって、少しずつ変化していく彼女の心の機微も見所の一つ。監督は、「ベーシックな設定は既にあり、そこにさまざまなキャラクターを登場させて、楽しい形でこの“信頼”というテーマを語りたいと僕らは思ったんだよ。それらのアンサンブルのキャラクターは、ちぐはぐ。それもまた僕の好きなことだ。」と、その魅力を語る。
すぐに人を信用してしまう天真爛漫なシスーをはじめ、孤独な実業家キッズ・ブーンや、盗っ人ベイビー・ノイ、強面だけれど仲間思いの戦士・トング……。そんな仲間たちとの出会いや旅を通して、魔法よりも“大切なもの”に気づき逞しく成長するラーヤの姿は、仲間との繋がりや交流が恋しく感じられる今だからこそ、私たちの心を熱し、共感を生む作品に仕上がっている。
今を懸命に生きる私たちの心に強く響く“温かなメッセージ”を、ぜひ劇場で受け取って欲しい!
https://www.youtube.com/watch?v=DJW2CQs284Q
『ラーヤと龍の王国』は、2021年3月5日(金)より映画館とDisney+プレミア アクセスにて同時公開。
『ラーヤと龍の王国』
その昔、この王国は聖なる龍たちに守られ人々は平和に暮らしていた邪悪な魔物に襲われた時
龍たちは自らを犠牲にして王国を守ったが残された人々は信じる心を失っていった……。
500年もの時が流れ信じる心を失った王国は、再び魔物に襲われる聖なる龍の力が宿るという<龍の石>──その守護者の一族の娘、ラーヤの旅が始まる。遠い昔に姿を消した “最後の龍”の力を蘇らせ
再び王国に平和を取り戻すために……。
制作年: | 2021 |
---|---|
監督: | |
吹替: |