数々のアカデミー賞受賞歴をもつ米映画会社A24が、ホアキン・フェニックスを主演、アリ・アスターを監督に迎え、新作映画『ディスアポイントメント・ブールヴァード(原題)』を制作することが明らかになった。米Deadline誌などが報じている。
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フェニックスにとって『ジョーカー』(2019年)でアカデミー主演男優賞を受賞して以来、初めて製作される作品となる。『ヘレディタリー/継承』(2018年)『ミッドサマー』(2019年)を手がけたアスターとラース・クヌードセンが、A24とともに製作を手がける。本作のあらすじは明らかにされていないが、史上最も成功した起業家の半生が描かれるという。
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現時点では、制作開始時期は不明とされており、2022年以降になると推測されている。フェニックスがナポレオン・ボナパルト役で出演するリドリー・スコット監督最新作『キットバッグ(原題)』よりも先に、撮影が行われる可能性が高いという。スコット監督は現在、グッチ一族の争いを描く『グッチ(原題)』の準備を進めているため、『キットバッグ』の製作は、2022年になる見通しだ。A24は、この件に関してコメントしていない。
フェニックスが主演をつとめたマイク・ミルズ監督最新作『カモン, カモン(原題)』は、ポストプロダクション(撮影後作業)の段階にあるものの、公開日は未定のままとなっている。
アスターはインタビューで「次回作は、4時間にわたる“悪夢のコメディ”になる」と明かしており、もしかしたら本作と関係があるかもしれない!今後の続報に期待したい。