『レディ・イン・ザ・ウォーター』(2006年)『シックス・センス』(1999年)のM・ナイト・シャマラン監督最新スリラー映画『オールド(原題)』の予告編が公開された。シャマラン監督は同作の撮影がとても危険だったことや原作ノベルと出会ったきっかけを明かした!
本作は、休暇を楽しむために南国のとある人里離れたビーチにやってきた家族たちに襲いかかる怪奇現象を描くスリラー映画。「このビーチは何かがおかしい。」ビーチで数時間くつろいだだけなのに、なぜか自分たちが急速に老け込んでいく。彼らは残りの人生が、たった“1日”に縮められていることに気づき始めるのだった――。
監督のシャマランは、フランス人作家ピエール・オスカー・レヴィと画家フレデリック・ピーターズのグラフィックノベル「サンドキャッスル」にアレンジを加える形で脚本も手がけた。製作総指揮は『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ(2007年〜)『ブレア・ウィッチ』(2016年)のスティーヴン・シュナイダー。
「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」(2014年〜2018年)でゴールデングローブ主演男優賞を受賞した俳優ガエル・ガルシア・ベルナルをはじめ、『ファントム・スレッド』(2017年)のヴィッキー・クリープス、『ジュディ 虹の彼方に』(2019年)のルーファス・シーウェル、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019年)のエリザ・スカンレン、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(2015年)のケン・レオン、イーモン・エリオットらが出演する。
ハリケーンでセット崩壊!監督が明かす「撮影はとても危険だった」
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新型コロナウイルスの感染拡大が始まった頃に撮影が開始された本作。シャマラン監督は、ドミニカ共和国での撮影がちょうどハリケーンの時期に重なっていたこともあり、とても危険だったと明かした。
「ちょうどその頃は、映画を制作するには非常に不安定な時期だったんだ。しかし、私は撮影をすることに決めた。何故なら、誰1人として出演者を失いたくなかったからだ。ちょうどカリブ海ではハリケーンの季節で、撮影するのはとても危険だったよ。実際に、私たちのセットはハリケーンで破壊されてしまった。私たちは再びセットを建て直したよ。」と明かした。
シャマラン監督と原作ノベルとの出会いーきっかけは娘たちだった!
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「娘たちからグラフィックノベルをもらったことが事の始まりだよ。読んでみたら、その設定がとてもパワフルで、ビーチに行った人たちが、その日ビーチで体験する怪奇現象を描いていて……とても怖くて感情を揺さぶられた。そして、アイデアがどんどん湧いてきて、その本の著者と所有者を探したんだ。娘たちが教えてくれたこの物語は、とても美しくて、感動的だったよ。」とシャマランは明かした。
『オールド』は2021年7月に全米公開予定。日本での公開は未定。続報に期待したい!
『オールド(原題)』
制作年: | 2021 |
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監督: | |
出演: |