若手実力派俳優ティモシー・シャラメが、エドワード・シザーハンズの息子エドガーに扮し、ゼネラルモーターズ社の「キャデラック」の新CMに登場、全米が熱狂するアメフトの祭典「スーパーボウル」にて放映された!
今年2021年の「スーパーボウル」では、人気R&BシンガーThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)が7億円の自腹を切った、ド派手なハーフタイム・ショーでも大きな話題になっている。全米の人々が視聴する最大級のイベントであり、多大な宣伝効果を持つ同イベントでは、数々の新CMが放映される。今年異彩を放ったCMとして話題になっているのが、シャラメが『シザーハンズ』の息子エドガーを演じた「キャデラック」のCMだ!
https://youtu.be/0KAlqthD6Gc
このたび放映されたCMは、『シザーハンズ』(1990年)の続編であり、ジョニー・デップが演じたエドワード・シザーハンズの息子エドガー役にシャラメ、『シザーハンズ』でキムを演じたウィノナ・ライダーも登場!
同広告は、キムの「これは、ハサミの手を持つ少年の物語。いえ、あの人のことではなくて……。エドガー、遅れるわよ! そう、私の息子、エドガーの物語。」というナレーションから始まる。エドガーは外出する前に、キムに代わり手早くパイナップルをカット!
エドガーは学校に向かうため、バスに乗り込むも、呼び鈴代わりの紐を誤って切ってしまい、運転手を呆れさせてしまう。学校でも手にマグネットがついてしまったり、友達とボール遊びもできずにいた。無口なエドガーはさらに、ファストフード店のアルバイト先でも、メニュー通りではないアートのような珍メニューを提供してしまうなど、困難だらけの日常を送っていた。
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ある日、エドガーはバスに乗せてもらえなくなり、学校に通うこと自体が難しくなってしまった。VRで車の運転をしているエドガーを見たキムは、エドガーに「キャデラック」をプレゼント。「試してみなさい」と運転中のエドガーにあるボタンを押させると、ハンズフリー運転モードに変わったのだった。(これは、同社が提供する世界初の半自動運転技術、その名も“スーパークルーズ”だ!)
エドガーは初めて微笑みを浮かべ、「キャデラック」の“スーパークルーズ”のおかげで、これから外出の心配をしなくて済むようになったのだったーというなんとも心温まるストーリーに仕上がっている!
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『シザーハンズ』のティム・バートン監督は、同CMについて声明を発表。
「自慢の作品が30年経っても、時代とともに生き続け、進化し続けることは稀なことです。エドガーが新しい世界で生きている姿を見ることができて嬉しいです!ファンの方や、初めて『シザーハンズ』を見る方も楽しんでいただけると嬉しいです。」とコメント。
キムを演じたライダーも「ティモシーに息子のエドガーを演じてもらうなんて、かなりシュールでした。彼は信じられないような俳優で、とても才能があって、優しいの。彼とはすぐに絆を感じました。」と話した。
現在シャラメは、レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスを主演に迎えた、アダム・マッケイ監督の『ドント・ルック・アップ(原題)』の撮影中だ。今年2021年には、シャラメが主演をつとめるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『DUNE/デューン 砂の惑星』や、ウェス・アンダーソン監督最新作『ザ・フレンチ・ディスパッチ(原題)』が公開され、今後の活躍に期待が集まっている。