『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年)でシャーリーズ・セロンが演じた女戦士フュリオサの過去を描いたスピンオフ最新作『フュリオサ(原題)』が2023年6月に全米公開されることが決定、同作で主人公フュリオサ役に抜擢されたアニャ・テイラー=ジョイが心境を明かした。
テイラー=ジョイ、フュリオサ役抜擢は光栄と話すも複雑な心境を明かす
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現在、世界中で話題沸騰中のNetflixドラマ『クイーンズ・ギャンビット』(2020年)の主演をつとめるテイラー=ジョイ。日本でも知名度が上がりつつある彼女だが、アカデミー作品賞を受賞した『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のスピンオフ最新作『フュリオサ』のフュリオサ役に抜擢された際には、複雑な心境だったことをポッドキャスト「ハッピー・サッド・コンフューズド」で明かしている。
「言葉にするのは難しいですが、フュリオサ役に選ばれたことはとても光栄で感謝しています。私が出演できることを知ったとき、最初に頭をよぎったのは、演じることが楽しみだという思いでした。フュリオサを一生懸命演じたいと思います。私は、シャーリーズが表現したフュリオサに恋をしました。彼女は信じられないほどの仕事をしましたし、とても美しいものでした。素晴らしい演技をした彼女の後を引き継ぐという風には考えられません。何か違うものでなければなりません。私が超えることは出来ないのですから。」とテイラー=ジョイは話した。
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2020年初め、ジョージ・ミラー監督が若返りの特殊効果技術が追いついていないことを理由に、フュリオサの過去に迫る本作では若い女優を起用すると表明していた。その際セロンは、「フュリオサを演じることができないのは心が痛むこと」だと語っていたのは記憶に新しい。
本作には、テイラー=ジョイをはじめ、『アベンジャーズ』シリーズ(2012年〜)のクリス・ヘムズワースと『アクアマン』(2018年〜)のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世ら人気俳優が出演することが決定している。また、7歳から10歳のフュリオサ役にはさらに若い女優が出演することになるという。ミラー監督は前作に引き続き、ニック・ラソウリスとともに脚本を執筆、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でトム・ハーディーが演じた元特殊警察警官隊隊員マックスと出会う以前の物語が描かれる。
『フュリオサ(原題)』は、2023年6月に全米公開予定。日本での公開は未定。続報に期待したい!
『フュリオサ(原題)』
制作年: | 2023 |
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監督: | |
出演: |