スティーヴン・スピルバーグ監督作品『JAWS/ジョーズ』(1975年)で使用された、現存する唯一のサメ模型が、2021年4月にオープンする米アカデミー映画博物館に展示されることが明らかになった。
第48回アカデミー賞で作曲賞、音響賞、編集賞を受賞し、作品賞を受賞した不朽の名作『JAWS/ジョーズ』は、その当時無名だったスピルバーグ監督の出世作であり、サメ映画というジャンルの火付け役となった作品。本作の製作では、本物のサメのような“リアルさ”を追求した結果、巨大サメロボット「ブルース」の製作に莫大な費用と時間がかかったことでも有名だ。
映画で使用された4つの模型のうち3つは、ラテックスとゴムで作られていたために劣化が進み、このたび同博物館に展示されるファイバーグラスで作られた模型のみが現存していた。この模型は『JAWS/ジョーズ』の公開を記念し、1990年までユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでの写真スポット向けに作られたもの。2016年に同博物館に寄付で引き渡された後、25年間屋外に置かれて劣化していたファイバーグラス製のサメを、『ウォーキング・デッド』(2010年〜)を手がけた特殊効果アーティストのグレッグ・ニコテロと協力して丹念に復元したという。
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同博物館では、『ジョーズ』や『ジョーズ2』(1978年)で使用された水中装置や大型のヒレなども展示される。ほかにも『オズの魔法使』(1939年)で使用されたドロシーのルビーの靴や『2001年宇宙の旅』(1968年)で着用された宇宙服、『ミッドサマー』(2019年)のメイ・クイーンのドレスなど、ハリウッド映画史に残る品々が展示される。
『JAWS/ジョーズ』
小さな海水浴場で女子大生が行方不明になり、翌朝、無惨な遺体が浜に打ち上げられた。巨大ザメの仕業とにらんだ警察署長ブロディは海岸の閉鎖を訴えるが、市長のボーンはそれを拒否。やがて海開きの日がやってくる。
制作年: | 1975 |
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監督: | |
音楽: | |
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