『ファンタスティック・ビースト』シリーズ(2016年〜)でゲラート・グリンデルバルドを演じるジョニー・デップが、次作『ファンタスティック・ビースト3』より降板することを発表した。先日、元妻アンバー・ハードへのドメスティック・バイオレンスを報じた英大衆紙サンに対する名誉毀損訴訟で敗訴したことを受け、ワーナー・ブラザーズが同役の降板を要求、デップが同意した形だ。現在撮影中の最新作からグリンデルバルドの新たなキャスティングが急がれる中、有力候補として意外なあの人の名前が急浮上している!
Grindelwald’s on the loose. #FantasticBeasts pic.twitter.com/EpeMACOFDh
— Fantastic Beasts (@FantasticBeasts) February 1, 2019
グリンデルバルド最有力候補にマッツ・ミケルセン⁉︎
グリンデルバルド役の後任候補の中でも、ドラマ版『ハンニバル』(2013~2015年)のハンニバル役や、『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)で悪役ル・シッフルを演じた実力派俳優マッツ・ミケルセンが最有力ではないかと米Deadline誌が報じている。情報筋によると、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのデヴィッド・イェーツ監督はマッツの大ファンであり、すでに出演交渉を進めているという。もし実現すれば、マッツは世界的に人気映画シリーズである『007』、『スター・ウォーズ』(『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)、「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズ(『ドクター・ストレンジ』)に続き、ハリポタとファンタビの「魔法ワールド」シリーズにまで出演することになる。
コリン・ファレルの再出演の可能性は…⁉︎
コリン・ファレルは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)で魔法保安局長官パーシバル・グレイブスを演じた。物語の終盤で、実はグリンデルワルドが変身術でグレイブスになっていただけだと明かされていた。その正体はグリンデルバルドだったファレルを後任に抜擢するのが一番手っ取り早い方法ではないかと考えられたが、ファレルは、2022年公開予定のロバート・パティンソン主演作『ザ・バットマン』にヴィランのペンギン役として出演することが決まっている。同じく2022年に公開する本作と製作スケジュールが重なっており、再び出演することは難しいのではないかと言われている。
デップの降板を受けて本国での公開日が2022年夏に延期された本作。グリンデルバルド役を射止めるのは誰になるのか⁉︎ 引き続き今後の動向に注視したい!