『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』(2015年)のトム・ハーディ、『レディ・プレイヤー1』(2018年)のタイ・シェリダン、『IT/イット』シリーズ(2017年〜)のビル・スカルスガルドが、ベトナム戦争映画『本当の戦争の話をしよう(原題)』で共演することが明らかになった。
本作は、作家ティム・オブライエンが、ベトナム戦争の前線で戦った若い兵士たちとともに経験した彼自身の体験・苦悩を描き、ピューリッツァー賞を受賞した大ヒット同名短編小説集の待望の映画化作品となる。監督を『スノーホワイト』(2012年)のルパート・サンダーズ、脚本は『ブルー・ダイヤモンド』(2018年)のスコット・B・スミス。製作にはハーディのほか、『スプリング・ブレイカーズ』(2012年)のデヴィッド・ザンダーらがつとめる。
出演者には『ビール・ストリートの恋人たち』(2018年)のステファン・ジェームズ、『セットアップ ウソつきは恋のはじまり』(2018年)のピート・デヴィッドソン、『ムーンライト』(2016年)のアシュトン・サンダーズ、『マグニフィセント・セブン』(2016年)のマーティン・センスマイヤー、『シークレット・アイドル・ハンナ・モンタナ』(2006年~2011年)のモイセス・アリアス、『ユーフォリア/EUPHORIA』(2019年〜)のアンガス・クラウドらも名を連ねる。
監督のサンダースは「原作小説は美しく仕上げられた作品で、これまでに読んだ本の中で最も刺激的な作品のひとつ。戦争中の若者というテーマを超えて、私たち全員にある人間の深い感情の風景を探求していると思います。私たちはこのような激動の時代に生きており、30年前にティムが探求した愛、恐怖、死をテーマにしたこの作品は、今もなお、強力に心に響くことでしょう。」とコメントを発表している。
ベトナム戦争を描いた映画といえば、オリバー・ストーン監督自身のベトナム戦争での実体験を描いた映画『プラトーン』(1986年)が第59回アカデミー作品賞を受賞している。戦争を体験した若者の苦悩はいかに描かれるのか、期待したい。
『本当の戦争の話をしよう(原題)』
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