第88回アカデミー賞で6部門受賞したメガヒット作品『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』(2015年)。このたび、作品で強烈な印象を与えた女戦士フュリオサの過去を描くスピンオフ作品『フュリオサ(原題)』の出演者の一部が発表された。
若かりしフュリオサを演じるのは、新星アニャ・テイラー=ジョイ!
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監督のジョージ・ミラーは、本作でフュリオサを演じる若手女優を探していることを明かし、『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』でフュリオサを演じたシャーリーズ・セロンがその複雑な心境を吐露したのは記憶に新しい。このたび、若かりしフュリオサをアニャ・テイラー=ジョイが演じることがわかった。アニャは『スプリット 』(2017年)でジェームズ・マカヴォイ演じる多重人格者ケヴィンに誘拐監禁された女子高生を熱演して話題を呼び、最近では『X-MEN』シリーズ(2000年〜)初の青春作品『ニュー・ミュータンツ(原題)』(2020年)で主演をつとめた注目女優だ。
クリヘムやヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世も出演決定!
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主演の発表にあわせ、『アベンジャーズ』シリーズ(2012年〜)『タイラー・レイク -命の奪還-』(2020年)の人気俳優クリス・ヘムズワースと『アクアマン』(2018年)や2022年公開予定のシリーズ最新作『マトリックス4(原題)』のヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世が出演することが明らかになった。
現在のところ、両者の役柄については明らかになっていないが、クリヘムが喜びのコメントを発表している。
「オーストラリアで育った子供時代の私にとって“世界”を意味するマッドマックス・シリーズの一員になることに、とても興奮しています。 マッド・マックスは最高の作品であり、私が俳優になろうと思った大きなきっかけでした。ジョージ・ミラー監督のもとで、フュリオサのスピンオフ作品に参加できるという栄誉なことが起きるなんて、信じられません。 ジョージ、メル(・ギブソン)、シャーリーズ、トム(・ハーディ)、そしてこの壮大な世界を構築してくれたキャストやスタッフの皆さんに大きな敬意を表したいと思います。映画界の悪役の伝統を引き継ぐために全力を尽くしたいです。」
『フュリオサ(原題)』では、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でトム・ハーディが演じた元特殊警察警官隊隊員マックスと出会う以前の物語が描かれる。フュリオサはイモータン・ジョーの集団によって幼少期に誘拐され、故郷「緑の地」を離れた過去を持つ。「緑の地」で生き抜いてきた「鉄馬の女たち」と呼ばれる勇敢な女戦士たちとの物語も描かれる可能性がある。
ミラーは、長年タッグを組んできた製作パートナーであるダグ・ミッチェルとともに本作の監督、共同脚本、製作をつとめる。
『フュリオサ(原題)』の公開日は明らかになっていないものの、ミラーが監督をつとめるイドリス・エルバとティルダ・スウィントン主演作品『スリー・サウザンド・イヤーズ・オブ・ロンギング(原題)』の撮影が完了した時点で本作の製作が開始されるという。
大物俳優の参加も決まり、期待度もまさに“MAD MAX”になりそうだ!続報に期待したい。
『フュリオサ(原題)』
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