『ゴーストバスターズ』シリーズ(1984年〜)のビル・マーレイと『40男のバージンロード』(2009年)のラシダ・ジョーンズ主演のソフィア・コッポラ監督最新作『オン・ザ・ロック』の予告編が公開。ビル・マーレイとソフィア・コッポラはは第76回アカデミー脚本賞を受賞した『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)以来、再びタッグを組む。配給は新進気鋭の映画会社A24と動画配信サービス「Apple TV+」。
幸せな結婚生活を送っていた主人公のローラ(ラシダ・ジョーンズ)。夫のディーン(マーロン・ウェインズ)が新しい女性同僚とともに残業がちの生活となり、家を空けるようになったとき、ローラは最悪の事態を恐れ始めた。彼女は、プレイボーイの父親フェリックス(ビル・マーレイ)に対して自らが抱える葛藤を明かし、二人で夫の身辺調査を始めることに……というあらすじだ。ニューヨークを舞台にほろ苦くも切ないドラマが描かれる。
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コッポラはこの作品について、自身の父親であるフランシス・フォード・コッポラ監督との経験からインスパイアされたもので、主人公ローラの旅のきっかけとなった葛藤の解決策を見つけることよりも、父と娘が親密になることがこの物語のテーマであるとしている。
「フェリックスは、マティーニを飲みながら話しをすることに慣れている古風な紳士よ。彼は、自身の女性や人間関係に対しての見方をもとに、ローラの夫とは異なる視点からアドバイスをしていて、ローラはフェリックスの視点から事実を見ようとするの。ローラとフェリックスの人間関係の見方に対する違いによって引き起こされる衝突や、親子の関係が人生にどのように影響を与えるかを描いているわ。」とコッポラは語っている。
『オン・ザ・ロック』は全米では2020年10月に劇場とAppleTV+で公開予定。
『オン・ザ・ロック』
ニューヨークに暮らす若き母親ローラ(ラシダ・ジョーンズ)は、ひょんなことから結婚生活への疑いを抱く。そこで、伝説のプレイボーイである自分の父親(ビル・マーレイ)と2人で、夫の尾行を始めるのだが...。ソフィア。コッポラ監督脚本、ほろ苦くも切ない都会派コメディ。
制作年: | 2020 |
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