米パラマウント・ピクチャーズは、『バッドボーイズ』シリーズ(1995年〜)のウィル・スミスと『ジュマンジ』シリーズ(2017年〜)のケヴィン・ハートを主演に迎え、「ホーム・アローン」シリーズ(1990年~1998年)の製作・脚本や、『ブレックファスト・クラブ』(1985年)の監督などで知られる故ジョン・ヒューズ監督のコメディ映画『大災難P.T.A.』(1987年)のリメイク映画を製作すると、米Deadline誌が報じた。
製作はケヴィン・ハートのハートビート・プロダクションとウィル・スミスのウェストブルック・スタジオが担当し、『テッド』(2012年)『バトルシップ』(2012年)のジョン・モーンなどが製作をつとめる。脚本はTVドラマシリーズ『ブルックリン・ナイン-ナイン』(2013年〜)のエイシャー・カーがつとめる。
現時点でこのリメイク作品は製作の初期段階にあり、具体的な撮影開始時期などは明らかにはなっていない。
ハートは、この報道を受け、自身のインスタグラムで本作に対する意気込みを明かした。
https://www.instagram.com/p/CD_8HX6ll6W/
「ウィルとチームを組むのに適したプロジェクトをずっと辛抱強く待っていた。それを見つけて、チームとともに製作している。これは僕たちにとっても、僕たちの出身地であるフィラデルフィアにとっても大きなものになるだろう。レッツゴー!」
1987年に公開された『大災難P.T.A.』は、男2人の最悪の休暇旅行を描いたコメディ・ロードムービー。感謝祭の休暇を過ごすために、家族の待つシカゴへの家路を急ぐビジネスマンのニール(スティーヴ・マーティン)が、セールスマンのデル(ジョン・キャンディ)と飛行機で出会う。ひょんな事から2人は道中を共にし、無神経なデルによって地獄のような災難に次々と巻きこまれる……というストーリーだ。
ジョン・ヒューズ監督が人気コメディアン2人を主演に迎え、水難・雪難・盗難・すべての災難・困難をかき集めたような、最後まで笑いっぱなしのコメディ映画だ。
公開から30年以上経った今、このデジタル社会の21世紀が舞台になるとしたら、降りかかる困難もイマドキなものに一新されているかもしれない。続報に期待したい!