『君の名前で僕を呼んで』L・グァダニーノ監督がハリウッドで暗躍した売春斡旋人の半生を映画化!

『君の名前で僕を呼んで』L・グァダニーノ監督がハリウッドで暗躍した売春斡旋人の半生を映画化!
ルカ・グァダニーノ監督 Andrea Raffin / Shutterstock.com

2019年に、ハリウッド黄金期の同性愛者に向けて売春を斡旋していたスコッティ・バウアーズの半生を描いたドキュメンタリー映画『スコッティ・アンド・ザ・シークレット・ヒストリー・オブ・ハリウッド(原題)』の映画化権を獲得した映画製作会社サーチライト・ピクチャーズが本作について、『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2019年)のセス・ローゲンエヴァン・ゴールドバーグを脚本に、『君の名前で僕を呼んで』(2017年)のルカ・グァダニーノを監督に起用したことが明らかになった。米Deadline誌が報じた。

本作は、スコッティ・バウアーズの自伝「フル・サービス(原題)」に基づいたフィクション映画になるという。彼は1940年〜1980年までの間、ハリウッドのショービズ界の同性愛者たちが、誰にも知られることなく売春することができる環境を作ったことで知られている。

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第二次大戦後のハリウッドで成功を追い求める人々を描いたNetflixのヒューマンドラマシリーズ『ハリウッド』(2020年)は、先述のバウアーズの自伝が基となっており、バウアーズ自身はアーニーという登場人物のモデルにもなっている。作品では、ガソリンスタンドで働くバウアーズの売春ネットワークを求めて、顧客がガソリンスタンドにやってくるシーンが忠実に再現されている。

グァダニーノ監督は『君の名前で僕を呼んで』で第90回アカデミー作品賞を含む4部門でノミネートされ、脚色賞を受賞。ローゲンとゴールドバーグは過去にも『グッド・ボーイズ』(2019年)や『ソーセージ・パーティー』(2016年)などで共同製作を手がけている。

破天荒な男性の半生がどれだけスキャンダラスに再現されるのか、注目したい!

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