2016年、マーベル映画『ドクター・ストレンジ』(2016年)を撮影中の俳優ベネディクト・カンバーバッチが、ドクター・ストレンジの衣装のまま、ニューヨークのコミックストア「JHU Comic Books」を訪れ、店内の人々を驚かせたというニュースがアメコミファンを喜ばせた。4年の月日を経て、監督のスコット・デリクソンがその時の様子をおさめた貴重な動画を公開し、話題となっている。
デリクソンによると、「マンハッタンのコミックストアの目の前で撮影しているとき、ベネディクトに中に入ることを提案したところ、彼は同意してくれたんだ。」とのことだ。ドクター・ストレンジに扮したカンバーバッチは「ドクター・ストレンジの格好で、マンハッタンのコミックストアに入ろうとしているんだ。一緒に行こうよ。」と入店。「やあ、元気?」と気さくに店員や客と会話し、仲良く店員と写真を撮る姿がおさめられている。
Never before shown moment.
— N O S ⋊ Ɔ I ᴚ ᴚ Ǝ ᗡ ⊥ ⊥ O Ɔ S (@scottderrickson) July 28, 2020
While shooting in Manhattan right in front of a comic book store, I spontaneously suggested to Benedict that he go inside and he agreed. pic.twitter.com/ge2DcqWpu1
店の前で『ドクター・ストレンジ』を撮影しているだけでも、お店は嬉しかったはず。その上運良く一緒に写真を撮ることができた店員は、すごく幸せそうな姿を投稿している。もう一人の店員はカンバーバッチがコミック「ドクター・ストレンジ:ジ・オース」を指さす、貴重な写真の撮影に成功している。
https://twitter.com/Cobi325/status/1287930722137722880?s=20
『ドクター・ストレンジ』の続編『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』でカンバーバッチはドクター・ストレンジ役を続投。スコット・デリクソン監督は再登板せず『スパイダーマン』シリーズ(2002~2007年)のサム・ライミ監督がメガホンを取る。デリクソン監督は「サム・ライミ監督は映画業界の生きる伝説です。『ドクター・ストレンジ』を引き継ぐには、ベストな選択だろう。」とSNSでコメントしていた。当初は来年2021年に全米公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2022年3月25日(金)米公開予定への延期が明らかになっている。
今回の撮影でも、嬉しいエピソードはあるのか? 続報を楽しみに待ちたい。
『ドクター・ストレンジ』
絶望の果てに得た魔術の力で、彼は再び人々を救うことができるのか。
時間と空間の概念を超えた世界で繰り広げられるアクション超大作!
突然の事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジ。彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により魔術を習得した彼は、世界を滅亡から救うため“闇の魔術”との戦いに巻き込まれていく。だが、医者である彼に、敵の命を奪うことはできるのか?大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる!
制作年: | 2016 |
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監督: | |
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