ローランド・エメリッヒ監督作品『インデペンデンス・デイ』(1996年)でトーマス・J・ホイットモア大統領を演じた俳優ビル・プルマンが、アメリカ合衆国の独立記念日である7月4日にマスクの着用を促す動画に登場した。『インデペンデンス・デイ』でホイットモア大統領は、エイリアンの侵略に対抗して自らがリーダーとなり軍隊を結集させたが、このたび新型コロナウイルスという目に見えない敵の侵略を、マスクによって阻止するべく、再び国民のために立ち上がった!
米映画館チェーンのアラモ・ドラフトハウスの広報ビデオに登場したプルマンは、公共の場に行くときにマスクを着用することによって新型コロナウイルス感染拡大を阻止し、バーやレストラン、学校、映画館に外出する“自由を勝ち取る(フリーダム)”ことができると紹介している。
「私はいまあなたたちの大統領ではないかもしれませんが、7月4日は今もこれからも、最も好きな祝日です。今年の独立記念日は、私は特別な方法で自由を祝おうと思っています。私はこれから公共の場に行くときはいつでも“フリーダム・マスク”をつけるつもりです。」と話した。
動画の終盤、プルマンがおもちゃの戦闘機を自撮りしているショットが映し出され、「私の自撮りではなく、あなたたちにはむしろ、映画館の大きなスクリーンで私が飛行機を飛ばす姿を見てもらいたい。」と冗談で締めくくった。
https://www.instagram.com/p/BZez1FYDeW8/
『インデペンデンス・デイ』でプルマン演じるトーマス・J・ホイットモア大統領は、エイリアンとの決戦に挑む直前にかの有名な独立宣言のスピーチを残している。
「我々は戦わずして絶望はしない。我々は生き残り、存在し続ける。それが今日、我々がたたえる人類のインディペンデンス・デイ(独立記念日)だ。」
もともと映画のタイトルが「ドゥームズ・デイ(この世の終わり)」というものだったそうだが、このスピーチが『インデペンデンス・デイ』というタイトルになる決め手となったという。この作品の最大の山場ともいえるこの感動的なスピーチは、名シーンのひとつだ。
プルマン演じる大統領の再びの勇姿をぜひチェックしてみよう。
『インディペンデンス・デイ』
7月2日、何の前触れも無く世界中の上空に姿を現した直径24キロ超の巨大UFO。混乱の中、元戦闘機のパイロットであるアメリカ大統領ホイットモア率いるアメリカは、交流を求めるためUFOとの交信を試みる。が、UFOからの容赦ない攻撃が開始され……。
制作年: | 1996 |
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